スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

帰って来たガンマン(THE HILLS RUN RED)

帰って来たガンマン
THE HILLS RUN RED

1966年
イタリア映画
90分

〔監督〕リー・W・ビーヴァー
〔製作〕エルマンド・ドナティ/ルイジ・カルペンティエリ〔製作総指揮〕ディノ・デ・ラウレンティス〔原案〕ディーン・クレイグ〔脚本〕マリオ・ピエロッティ〔撮影〕トニ・セッチ〔音楽〕レオ・ニコルス
〔出演〕トーマス・ハンター/ヘンリー・シルヴァ/ダン・デュリエ/ナンド・ガツォーロ/ニコレッタ・マキャヴェリ/ジアンナ・セラ/ロリス・ロディ/ジェフリー・コペルソン
帰って来たガンマン:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 南北戦争終結間際、軍資金を強奪した二人組。追いつめられた彼らは、どちらかが囮として捕まることを決めクジ引きをする。5年後、刑期を終え帰郷した男が見たものは、愛する妻を見殺しにし、金を独り占めして成り上がったかつての相棒だった・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

俺を見ろ・・・、じっくりこの顔を拝め・・・
[ジェリーの台詞より]

世間のマカロニ・ウエスタンファンからの評価はあんまり高くない本作ですが、何故か愛しく思える不思議な作品、それが『帰って来たガンマン』です。

確かに主人公のジェリー(トーマス・ハンター)は金に汚い訳でもなく、賞金稼ぎを職にしている訳でもない。敵に捕まってリンチされる事もなければ、残虐的な描写が画面に映しだされる事もありません。マカロニ・ウエスタン特有の雰囲気があまり感じられないのが人気の無さの原因かもしれません。
加えて主人公を演じるトーマス・ハンターに魅力が乏しいのもその一因と考えられます。
他のマカロニ主役俳優とは違って身体の線が細く、拳銃の扱いも微妙。しかも格闘シーンはロジャー・ムーア並ときたもんだ。
・・・顔はハンサムなんですけどもね。

帰って来たガンマン:画像1 
▲シーガル(ナンド・ガツォーロ)とジェリー(トーマス・ハンター)。

では、この映画の何処に魅力を感じるかと言うと、やはり何と言ってもストーリーがとても良いんですよ。
北軍の軍資金を奪った後に追手から逃げるため、相棒に妻や子供の事を託して自らが囮になり捕まるも5年後に刑期を終えて出てくればかつての相棒は妻を見殺しにしたばかりか軍資金を元手に大牧場主となって快適な生活をしている。そんな裏切り者のシーガルにジェリーは復讐を誓う・・・う~む、とても燃えるストーリです。

帰って来たガンマン:画像2 
▲廃墟となった自宅で妻の日記を見つけ、相棒の裏切りを知るジェリー。

帰って来たガンマン:画像3 
▲大牧場主となっていたシーガルはジェリーの出獄を知り、ジェリーを殺すべく追手を遣わす。

廃墟となった自宅でショックを受けるジェリーに迫る追手の魔の手。
銃もなく、追手2人に苦戦していたところを偶然に居合わせた?謎の助っ人ウィニー・ゲッツ(ダン・デュリエ)の助けを得て退ける。

帰って来たガンマン:画像4 
▲ワイルドさが足りなくても良いじゃない。

物語中盤では行方不明となっていた息子と再会。
息子に自分が父と名乗ることが出来ないジェリーの心の葛藤がまた良いんですよ。
イーストウッドやネロ、ジェンマではこの寂しい雰囲気は出せないと思う。やっぱりトーマス・ハンターの幸の薄さあっての作品なんですよ。

帰って来たガンマン:画像5 
▲謎の助っ人ウィニー・ゲッツ(ダン・デュリエ)。彼には秘密が・・・。

同時期の他のマカロニ・ウエスタン作品に比べるとセットも豪華で、爆薬を大量に使ったラストのアクションなど結構な予算を投入したことが分かり見応えも十分です。
スポンサーサイト

大西部無頼列伝(ADIOS, SABATA)

大西部無頼列伝
ADIOS, SABATA

1971年
イタリア映画
106分

〔監督・脚本〕フランク・クレイマー
〔製作〕アルベルト・グリマルディ〔脚本〕レナート・イッツォ〔撮影〕サンドロ・マンコーリ〔音楽〕ブルーノ・ニコライ
〔出演〕ユル・ブリンナー/ディーン・リード/ジェラルド・ハーター/サル・ボージェス/ペドロ・サンチェス/フランコ・ファンタシア/ジョセフ・P・ペルスアド/サルヴァトーレ・ビラ
大西部無頼列伝:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 19世紀、独立戦争に突入したメキシコ。革命軍はエスクドにオーストリア軍の金を奪うよう命じる。部下は“死のフラメンコ”を踊るギターノ、足技で弾を放つセプテンブレ、そして助っ人は全身黒づくめのガンマン、その名も“サバタ”!キザな芸術家バランタインの情報を得て、オーストリア軍の砂金を奪うが、袋の中身はただの砂。オーストリア軍の狡猾なスキメル大佐が金を隠匿していたのだった・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

ひどいよ・・・ こんな仕打ちってあるか? 俺は味方だぞ・・・
[バランタインの台詞より]

西部悪人伝(1970)から続くサバタシリーズ2作目が本作、大西部無頼列伝です。
今作でサバタを演じるのは1作目や3作目の西部決闘史(1972)でサバタを演じたリー・ヴァン・クリーフではなく、本作ではユル・ブリンナーが担当した。呼び名もサバタからインディオ・ブラックへと変更。
他2作とは時代背景が違う為、キャラクターとしてのサバタも若干変化。
ピアノを弾いたり、孤児を引き取る教会に寄付金を送る等、クールでキザな男となった。
・・・もはや、リー・ヴァン・クリーフのサバタとは別人である。きっとサバタは襲名制なんだね。

大西部無頼列伝:画像1 
▲黒い錦野旦のような服装で颯爽登場のインディオ・ブラック(ユル・ブリンナー)。

大西部無頼列伝:画像2 
▲インディオ・ブラック専用カスタム銃“ガンズ・バイブル”。

サバタシリーズ恒例の秘密兵器。
今作で主役のインディオ・ブラックが使用するのがウインチェスターを改造して作られたガンズ・バイブル。
銃の側面から箱型弾倉を差し込む形式の連射可能なライフル。
何故か一番外側の弾倉には葉巻が差し込まれていて、一仕事を終えたときにインディオ・ブラックはソレを吸う。

大西部無頼列伝:画像3 
▲詐欺師?芸術家?謎のお調子者のバランタイン(ディーン・リード)。

今作でも個性派揃いの珍道中は健在。
インディオ・ブラックに金儲けの話を持ちかけ、隙あらば出し抜こうとするバランタイン。名優 野沢那智さんによる軽妙な吹き替えも注目です。
その他、サバタシリーズ皆勤賞のペドロ・サンチェス演じるエスクドや、エスクドの部下で鉄球を足で蹴って放つキック・ガンを得意とするセプテンブレ(サル・ボージェス)。殺す相手に対して死のフラメンコを踊るギターノ(ジョセフ・P・ペルスアド)などいずれも怪しい人物大安売り。
悪党であるオーストリア軍のスキメル大佐が一番の無個性というのが残念である。

大西部無頼列伝:画像4 
▲殺すターゲットには“死のフラメンコ”を!!

西部悪人伝(SABATA)

西部悪人伝
SABATA

1970年
イタリア/スペイン映画
107分

〔監督・脚本〕フランク・クレイマー
〔製作〕アルベルト・グリマルディ〔脚本〕レナート・イッツォ〔撮影〕サンドロ・マンコーリ〔音楽〕マルチェロ・ジョンビーニ
〔出演〕リー・ヴァン・クリーフ/ウィリアム・バーガー/フランコ・レッセル/ペドロ・サンチェス/リンダ・ヴェラス/ジャンニ・リッツォ/アントニオ・グラドーリ/ニック・ジョーダン
西部悪人伝:DVDジャケット1
発売元:スティングレイ 販売元:東宝
〔あらすじ〕
 ドハティ銀行から10万ドルが強奪された。黒づくめの男サバタは賊の後を追い、超長距離ライフルでしとめて金庫を奪い返すが、町を牛耳るステンゲル、ファーガスン、オハラこそが強奪事件の黒幕だと気づく。ステンゲルたちは真相を知る人間たちを口封じのために次々と殺し、サバタにも刺客を放つ。しかし、お調子者のカリンチャ、身が軽いネコを引き連れたサバタは刺客を返り討ちにし、ついにステンゲルの屋敷へ潜入する。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★

「おーい、サバタ!!お前さん、一体何者だ?」 「正義の味方だ」
[カリンチャとサバタの会話より]


マカロニ・ウエスタン映画ブームの末期に作られた他のマカロニ・ウエスタンとは一味違った娯楽映画。
残虐性は殆ど無し!!無駄な死人は一切出ない!!スタイリッシュでユーモア溢れる魅力的な登場人物たち!!
本作は老若男女ご家族揃って安心してご覧いただける傑作マカロニ・ウエスタン映画です。

西部悪人伝:画像1 
▲一番の魅力はこのお方、サバタ(リー・ヴァン・クリーフ)。

西部悪人伝:画像2 
▲精悍な顔つきに黒づくめの服装。

夕陽のガンマン(1967)のモーティマー大佐の流れを受け継いだような風貌。
スラッとしたリー・ヴァン・クリーフの容姿がインバネスコート姿に良く似合う。
もはやダンディとはサバタの事を表現した言葉に違いない(笑)

サバタはキャラクターとしても魅力的。
サバタはただの義賊というわけでは勿論ない。
かつてのマカロニ・ウエスタンの主役たちがそうであったように金の為に動いている。だが、そこには彼の絶対的な自信やある種の掟的なこだわりを感じることができる。
金を手にする為に悪人をゆすったりするのだが、残虐な手は決して使わない。正々堂々、自分の美学に沿って活動しているのである。
そう、私たちが目指すべき本当の大人の姿がここにあるのだ。

映画冒頭、町の賭博場でイカサマのサイコロでカモにされてた老人を助けるなど、強者や卑怯な連中に対し明確な敵対の遺志を現すサバタ。
弱気を助け強気を挫く・・・、そんな姿が堪らなくカッコイイのである。

西部悪人伝:画像3 
▲金庫強奪の黒幕ステンゲル(フランコ・レッセル)。

サバタ以外の他のキャラクターも個性派揃い。
その怪しげな風貌もさることながら、卑怯な手でサバタを殺そうとするステンゲル。お調子者だけど投げナイフの達人カリンチャ(ペドロ・サンチェス)とその相棒の軽業師ネコ(ニック・ジョーダン)。
バンジョーを片手に現れる謎の男、その名もバンジョーなど・・・。アクの強い連中揃い。

西部悪人伝:画像4 
▲バンジョーに組み込まれたM66をぶっ放すバンジョー。←ややこしい!!

もう一つの魅力は西部悪人伝に登場する多彩な秘密兵器たち。
今までのマカロニ・ウエスタンでも傘やオルガン、ミシン等に銃が仕組まれた謎の武器が多数存在していたが、今作でのバンジョー型M66はかなりイカしている!!
演奏も攻撃も出来る優れもの。

西部悪人伝:画像5 
▲サバタは銃身を変更できるM66ウインチェスターがメイン武器。

主役のサバタが使う銃も実に多彩。
銃身を変更して、長距離狙撃にも対応できるM66ウインチェスター。続編の西部決闘史(1972)でも使用された7連発カスタム・デリンジャーなど、まさに秘密兵器満載!!

皆殺しの用心棒(ONE AFTER THE OTHER)

皆殺しの用心棒
ONE AFTER THE OTHER

1969年
イタリア映画
93分

〔監督〕ニック・ハワード
〔脚本〕ジョヴァンニ・シモネッリ/ニック・ノストロ/マリアノ・デ・ローペ/カルロス・エミリオ・ロドリゲス〔撮影〕マリオ・パチェコ〔音楽〕フレッド・ボングスト/ベルト・ピサーノ
〔出演〕リチャード・ハリソン/パメラ・トゥーダー/ポール・スティーヴンス/ホセ・ボダロ/ホセ・マルティン・ペレス/ヨランダ・モディオ
皆殺しの用心棒:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 山賊一味が銀行を急襲、大金が略奪される。その際に一人の銀行員が抵抗し、射殺された。数日後、正体不明のガンマンが町にやって来る。男の名はスタン。近視で眼鏡を外すと何も見えないが、腕っ節は滅法強い。スタンは殺された銀行家が親友だったと告白、強奪事件の捜査を開始する。慌てたのは銀行家のジェファーソン。実は彼が事件の黒幕だったのだ。スタンは山賊の首領から証言を引き出すが、ジェファーソンの手下に捕まって凄絶なリンチを受ける。眼鏡を奪われ、絶体絶命のその時・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

スタン 見逃してくれ!
[グレンの台詞より]

マカロニ・ウエスタン映画初?インテリガンマンが主役の異色作。
夕陽のガンマン(1967)のモーティマー大佐と双璧を成すようなインバネスコートにオシャレなベスト。銀縁の眼鏡をかけて登場するインテリ男のスタン(リチャード・ハリソン)。
コートの裏にはスペアの眼鏡。マカロニ・ウエスタンの主役特有のムサッ苦しさは微塵も感じられず、戦う男のトレードマークである髭さえも見当たらない。まるでその辺のサラリーマン並みの身だしなみ。
だが・・・、彼が異色なのはそれだけの理由だけではない・・・。

皆殺しの用心棒:画像1 
▲とてもマカロニ・ウエスタンの主役とは思えない?

皆殺しの用心棒:画像2 
▲コートの下にはスペアの眼鏡がズラリ。

キザで腕っぷしが強く、顔も一応はハンサム風味。
ここまでの表現だとただのカッコ良い男なのだが、彼にはそのカッコ良さを打ち消す大きなマイナス面があった。

スタンは酷く陰湿な性格なのだ。

この映画、物語は非常にスタンダードなもの(マカロニ・ウエスタン的には)で敵対する組織の間で主役が暗躍⇒捕まってリンチ⇒復讐という感じの流れなのだが、その復讐方法が極めて陰湿。
一人、また一人と怯えさせて復讐していく様はまるで悪魔。

皆殺しの用心棒:画像3 
▲①復讐相手に棺を届け、怯えさせてから物陰から狙撃。

皆殺しの用心棒:画像4 
▲②敵の手下にダイナマイトをくくりつけて・・・。

皆殺しの用心棒:画像5 
▲遠くから狙撃して爆殺!!歪んだ性格の主人公。

皆殺しの用心棒:画像6 
▲遂には敵の親玉ジェファーソン&側近グレンも怯えて仲間割れ。

残念なポイントとしたら敵が全体的に小物だという事と、ガンプレイが少ない事ぐらい。
それ以外は登場人物は魅力的だし、出てくる女性は綺麗な人が多いなど、マカロニ・ウエスタンとしてはかなり上質な映画であることは間違いない。

真昼の用心棒(MASSACRE TIME)

真昼の用心棒
MASSACRE TIME

1966年
イタリア映画
93分

〔監督〕ルチオ・フルチ
〔製作〕フェルナンド・ディ・レオ/オレステ・コルテラツィ〔脚本〕フェルナンド・ディ・レオ〔撮影〕リカルド・パロッティーニ〔音楽〕ラッロ・ゴーリ/セルジオ・エンドリゴ
〔出演〕フランコ・ネロ/ジョージ・ヒルトン/ニーノ・カステルヌオーヴォ/ジョン・マクダグラス/リナ・フランケッティ
真昼の用心棒:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 母親の死後、故郷の村を出て用心棒として放浪していたトムは、友人から手紙を受け取った事で久しぶりに村に帰ってきた。しかし、村は昔とは状況が一変していた。村はスコット一味に牛耳られ、彼らの悪行に村人たちは苦しんでいた。トムは兄のジェフリーと共に調査を進めるうち、スコットが自分の実父である事を知る。その時、彼の息子スコット・ジュニアが財産を独り占めせんと、スコットを射殺してしまう。トムはスコット・ジュニアと最後の対決に臨む。
[From Wikipedia]

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★

よう 旦那!
[ジェフリーの台詞より]

フランコ・ネロ主演、ルチオ・フルチ監督のマカロニ・ウエスタン映画です。
フランコ・ネロのガンマン演技も安心して観ることができるのだが、本作は脇を固めるジョージ・ヒルトンやニーノ・カステルヌオーヴォなどもそれぞれ魅力的なキャラを演じていてとても面白い。

のちにイタリアホラー映画界で名を馳せることとなるルチオ・フルチが監督というのも注目ポイントの一つでしょう。
物語自体はマカロニ・ウエスタンど真ん中の直球勝負。
久々に故郷に帰ってきたら、家や土地を村を牛耳る権力者に奪われ、兄もアル中状態で役に立たず・・・。しかし、家や土地を奪ったその権力者が主人公の本当の父親だったとか、実質の独裁者はその息子で主人公の実の弟など、変化球を交えながらもテンポ良く物語は進みます。

真昼の用心棒:画像1 
▲緊急の連絡により故郷に戻るトム・コーベット(フランコ・ネロ)。

真昼の用心棒:画像2 
▲村を牛耳るスコット(ジョン・マクダグラス)と狂気の息子スコット・ジュニア(ニーノ・カステルヌオーヴォ)。

スコット・ジュニアの狂気の沙汰を止めることができないスコット(親父)。
実は兄であったトムに遺産を奪われることを危惧したスコット・ジュニアはスコット(親父)さえも殺してしまう。

真昼の用心棒:画像3
真昼の用心棒:画像4 
▲エグくてしつこい鞭打ちはルチオ・フルチならではの残酷描写。

真昼の用心棒:画像5 
▲額にポッカリと開いた銃創の丁寧な描写。

犬に人間が噛み殺される残酷なOPや、ラストでのコーベット兄弟の復讐シーンでは敵の身体に何発も弾丸を食らわす徹底した残酷描写など、実にルチオ・フルチらしい心憎い演出。
しかし、トムが何故ジェフリーと兄弟として育てられたのかなどの細かい設定や謎など、何も解説されずに物語が終了してしまうのも、別の意味でルチオ・フルチらしい。

真昼の用心棒:画像6 
▲アル中ながらも拳銃を持てば無敵のジェフ(ジョージ・ヒルトン)。

のちにマカロニ・ウエスタン映画で主役を数作演じることとなるジョージ・ヒルトン。
個人的な意見だが、彼は主役より本作のような相棒的な役回りの方が似合っている気がするのは気のせいでしょうか。
お手伝いのメルセデスをスコット・ジュニアの手下に殺され涙を流す姿。普段は酒ばっかし飲んでいるのに拳銃を持てばかなりの凄腕など・・・、主役を食う活躍を見せるなど、とても魅力的。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。