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少林寺木人拳(SHAOLIN WOODEN MEN)

少林寺木人拳
SHAOLIN WOODEN MEN

1977年
香港映画
107分

〔監督〕チェン・チー・ホワ
〔総監督〕ロー・ウェイ〔製作〕スー・リーホワ
〔出演〕ジャッキー・チェン/ルン・ユァン/クム・カン
少林寺木人拳:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 正体不明の賊に父を殺され、復讐を誓った唖者の小僧が、少林寺で修行を始めてから2年が過ぎた。だが、彼は未だに基礎ばかりで実際のカンフーを教わる機会に恵まれない。そんなある日、青年は洞窟の奥に鎖で繋がれた囚人と出会い、密かにカンフーを教わることに。やがて、厳しい修行を終えた青年は、動く木製人形が集団で襲いかかる少林寺最終関門“木人路”を見事クリアすると、仇敵を捜すため少林寺を後にする。一方、脱走に成功した囚人は昔の手下らと共に、自分を捕らえた武芸者たちへの復讐を開始するが・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

少林寺には常人で想像し得ない関門が用意されている・・・。
修行の最終試験に用いられ、映画の題名にも使われている“木人”。プロローグでいきなり登場するソレは非常に衝撃的。一体、どんな不思議技術が使われているのか?
チープなデザイン、中に人が・・・入っていると大体の人が想像してしまうその姿。ただ挑戦者を殴りつけるカワイイが凶悪な奴。彼?こそがきっと映画の主役に違いない!

ストーリーもカンフー映画にしてはまとまっていて、内容的にも完成度は非常に高い。
仇敵を捜す青年が少林寺に入り、洞窟の中で鎖で繋がれた男ファユーと出会い、信頼を築きながらカンフーを教わる。教わったそのカンフーに殺気を感じ別の技を彼に授ける尼僧。様々な人と出会い、助けられ、青年は成長していく・・・。そして青年は少林寺最終関門の木人路に挑む。

少林寺木人拳:画像1 
▲青年は洞窟の中で運命の出会いをする。

少林寺木人拳:画像2 
▲木人路に挑む青年。胴と肩の継ぎ目が気になるカワイイ木人たち。
映画で描かれる少林寺の最終関門って・・・、金色の銅人と戦うとか、こんなのばっか・・・。ちょっと変な宗教のように思えてしまう。

修行を終えて下山すると、トラブルに遭遇し、それが後に最後の戦いへと繋がっていく。
武芸者たちへの復讐を始めたファユーに勝つために再び厳しい修行を行う。そして、ファユーにはもう一つ青年にとって衝撃的な事実が・・・。

少林寺木人拳:画像3

少林寺木人拳:画像4 
▲ファユーとのラストバトル。青年はカンフーの師匠に勝つことはできるのか。

残念ながら既発のDVDには収録されていない日本劇場公開の際の主題歌『ミラクル・ガイ』が流れるラストバトル。青年の師匠超え、父の仇敵の正体など、ここで燃えなきゃ男じゃない!!女性も燃えていいですけどね♪


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ZOMBIO/死霊のしたたり (RE-ANIMATOR)

危険 ZOMBIO/死霊のしたたり
RE-ANIMATOR

1985年
アメリカ映画
86分

〔監督・脚本〕スチュアート・ゴードン
〔原作〕H・P・ラヴクラフト「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」
〔製作〕マイケル・エイベリー/ブルース・ウィリアム・カーティス〔製作総指揮〕ブライアン・ユズナ〔脚本〕デニス・パオリ/ウィリアム・J・ノリス〔撮影〕マック・アールバーグ〔音楽〕リチャード・バンド
〔出演〕ジェフリー・コムズ/ブルース・アボット/バーバラ・クランプトン/ロバート・サンプソン/デヴィッド・ゲイル/ジェリー・ブラック/キャロリン・パーディ=ゴードン/ピーター・ケント
ZOMBIO/死霊のしたたり:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 医学生のハーバート・ウェストは、狂気とも言える研究の末に、ついに念願の「死体蘇生薬」を完成させた。それを知ったヒル教授はその研究成果を横取りしようとするが、ウェストともみ合う内に首を切り落とされてしまう。ウェストは実験の更なる追求として「死体蘇生薬」でヒル教授の蘇生を試み、見事成功させるが・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★

出た!!80年代を代表するスプラッターホラー映画の傑作!!
私の心を魅了するエロ、グロ、ナンセンス揃ったナイスな作品です。

物語はスイス大学の研究室から始まる。
血まみれで倒れた脳研究の権威・グルーバー博士の近くで空になった注射器を構えて登場するは小柄(ちんちくりん)な若き研究者・ハーバート・ウェスト(ジェフリー・コムズ)。

ZOMBIO/死霊のしたたり:画像1 
▲パワーみなぎる眼力と広めのデコ、小柄の体躯がトレードマーク。

場面は変わってアメリカのミスカトニック校。
ウェストは学内で脳研究を行っているヒル博士(デヴィッド・ゲイル)を敵対視し、講義に参加しつつもえんぴつをボキボキ折って邪魔をしだす始末。嫌味な学生です。

ZOMBIO/死霊のしたたり:画像2 
▲蛍光緑は死体蘇生薬の証。

ウェストはひょんな事から真面目な医学生・ケイン(ブルース・アボット)と一戸建ての家でルームシェアすることになり、家の地下室で死体蘇生薬の研究を進めます。
死体蘇生薬の実験に難色を示すケインを丸め込み、2人揃って校内の死体安置所に侵入。安置された遺体に死体蘇生薬を注入してついに、人間を蘇生させることに成功します。
しかし蘇生した遺体?ゾンビ?が暴走し、怪しい実験を止めるために乱入した学校長が殺されてしまいます。

何処からか死体蘇生薬の完成を嗅ぎ付けたヒル博士。
大胆にも死体蘇生薬の研究を横取りしようとウェストの前に現れる。そんなヒル博士をいとも簡単に返り討ちにして、ものの見事に首チョンパにしてしまうウェスト。
首を切り離したヒル博士にまで死体蘇生薬を注入して研究を続けようとするが、ふとした油断から反撃されて薬を奪われてしまう。

ZOMBIO/死霊のしたたり:画像3 
▲首だけになって若干、キ〇ガイっぽくなってしまったヒル博士。

まるでマジンガーZのブロッケン伯爵みたいになってしまったヒル博士は、かねてより好意を寄せていた学校長の娘のメグ(バーバラ・クランプトン)をさらい、裸にして首だけで愛撫を敢行。ただの変態に成り下がりました。

ZOMBIO/死霊のしたたり:画像4 
▲ヒロインの見事な脱ぎっぷりに拍手!!

最後はメチャクチャなスプラッターカーニバル。ヒル博士の胴体から飛び出す腸。絡まり悶えるウェスト君。そっちの趣向の方々をガッチリ鷲づかみである。
サービス満点のストーリー、これでもかという人体破壊描写。笑いあり、涙あり?マニアでない方でも十分に楽しめる傑作ホラー映画です。

ZOMBIO/死霊のしたたり:画像5 
▲腸に巻かれるウェスト。その後、生死は不明に・・・。続編であっさり登場するけど・・・。

ファースト・ミッション(HEART OF DRAGON)

ファースト・ミッション
HEART OF DRAGON

1985年
香港映画
98分

〔監督〕サモ・ハン・キンポー
〔製作総指揮〕ジミー・ウォング〔脚本〕バリー・ウォン〔撮影〕アーサー・ウォン
〔出演〕ジャッキー・チェン/サモ・ハン・キンポー/ウォン・カム・サン/エミリー・チュウ/ディック・ウェイ/ラム・チェンイン/ジェームズ・ティエン
ファースト・ミッション:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 父母を亡くし、二人きりで育ったヤンとタクの兄弟。知的障害を持つ兄・タクを支えるため、ヤンは香港警察の特捜刑事となった。だが、初任務の密輸宝石事件を捜査中、タクが事件に巻き込まれ、人質になってしまう。兄を助けるため、ヤンは仲間とともに、罠を張るシンジケートの元へ向い、激しい戦闘へ突入していく。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★

ジャッキー・チェン主演の映画に感動を求める輩はそうはいないと思うが、あえて求めるならばTOPに君臨するであろう作品が本作ではないだろうか。

個人的なランキングだが、感動的なジャッキー映画は

1位:ファースト・ミッション
2位:ミラクル/奇蹟
3位:龍拳

こんな感じだろうか。

昔、姉にジャッキーの映画はアクションだけでストーリーはグダグダだよねー。とか何とか言われていたのを思い出すが、そんな事はない!!
ファースト・ミッションはストーリーもアクションも一級品だよ!!
初めて観たときには恥ずかしながら思わずジーンとしちゃいましたよ。いい歳の野郎が!!

映画のストーリー性を高めるのは、ジャッキーとサモ・ハンが兄弟という設定。さらにサモ・ハン演じるタクには知的障害があり、弟のヤン(ジャッキー・チェン)に迷惑をかけてばかりで普段の生活もままならないという点。この設定がストーリーに深みを与えているのだろう。

ファースト・ミッション:画像1 
▲夢を叶えたいが、兄をほっとけないヤン。

船乗りが夢だったヤンの元に船乗り採用の通知が届く。恋人のジェニー(エミリー・チュウ)には求婚して、長年の夢を一挙に叶えようとするのだが、同僚らの「兄の面倒を見させたいだけじゃないのか」という言葉で彼女に断られてしまう。

ファースト・ミッション:画像2
ファースト・ミッション:画像3 
▲ついに日頃の抑えてきた気持ちが爆発してしまう。

船乗りとして長い旅になる間、知り合いの一家に兄を預けようとするが、タクは自分が弟に捨てられてしまうのではと勘違いしてしまう。さらには自分はどうでもいいと自殺しようとしてしまう。

自殺しようとするタクを制止したが、日頃の気持ちが堪えられなくなり、怒りに身を任せタクの首を絞めるヤン。

「死にたいのはこっちだ!!人の気も知らないで!!」
「捨てるんならとっくに捨ててるよ!!今まで面倒見てないよ!!捨てられないんだよ!!」
「兄貴がいなかったらどんなに気楽で自由か、身の回りのことさえできないじゃないか!!」

泣きながら叫ぶジャッキーの演技、石丸博也さんの吹き替え演技(ジャッキー映画は吹き替え一択です)と相まって本作屈指の感動シーン。泣けます。

ファースト・ミッション:画像4
ファースト・ミッション:画像5 
▲もちろんアクションも一切の手抜きなし。
油が乗ってた頃のジャッキーのアクションも冴えわたる。壁蹴りのバク宙、回し蹴り、カッコイイなぁ~。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL)

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
MISSION: IMPOSSIBLE - GHOST PROTOCOL

2011年
アメリカ映画
132分

〔監督〕ブラッド・バード
〔製作〕トム・クルーズ/J・J・エイブラムス/ブライアン・バーク〔製作総指揮〕ジェフリー・チャーノフ/デヴィッド・エリソン/ポール・シュウェイク/デイナ・ゴールドバーグ〔原作〕ブルース・ゲラー〔脚本〕ジョシュ・アッペルバウム/アンドレ・ネメック〔撮影〕ロバート・エルスウィット〔音楽〕マイケル・ジアッキノ
〔出演〕トム・クルーズ/ジェレミー・レナー/サイモン・ペッグ/ポーラ・パットン/ミカエル・ニクヴィスト/ウラジミール・マシコフ/ジョシュ・ホロウェイ/レア・セドゥー/サムリ・エーデルマン
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 ある罪状でモスクワの刑務所に収監されていたイーサン・ハントはIMF(米国極秘諜報機関)チームの手引きで脱獄を果たし、新たな任務に就く。それは、核テロを目論むコードネーム“コバルト”という人物の情報を入手すること。そして、ロシアの中枢クレムリンへ侵入するイーサンたちだったが、突然爆破事件が発生、何者かの陰謀によってその容疑がイーサンのチームにかけられる。さらに、米国大統領は政府の関与を否定するべく“ゴースト・プロトコル”を発令、イーサンらはIMFから登録を抹消されてしまう。政府に見捨てられたイーサンたちは、孤立無援の中で事件の黒幕を追い、さらなる核によるテロを未然に防ぐという過酷なミッションの遂行を余儀なくされる。そんな中、世界一の高さを誇り、最新のセキュリティシステムで守られたドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”で黒幕たちの取引が行われることをかぎつけたイーサンだったが…。
[From allcinema]
 
〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★

IMF不動のチームリーダー:イーサン・ハント(トム・クルーズ)4度目の登板である。
1作目ではギラギラした血気盛んな若者。2作目ではロン毛のチャラ男。3作目では現場を退いたベテラン・・・。
色々とキャラが定まっていないイーサンだが、今作では3作目のキャラクター性が継続している感じに見えた。なぜなら、ストーリーが前作と少しつながりがあるからである。
今作を観る前に、前作を観ておいたほうがより楽しむ事が出来るだろう。

感想としては、シリーズ最高傑作という前評判は伊達じゃなかったという印象。これまでの作品の中で一番スパイ映画らしい作品だと思った。2作目のようなイーサン・ハント無双状態ではなく、1・3作目の様なチームでの活動がより多く盛り込まれているのも見所だろうか。


物語の最初、イーサンは何故かロシアの刑務所に投獄されている。この時点では投獄の理由は不明、前作で幸せそうだった彼に一体、何が起こったのだろうか!?
ベンジー(サイモン・ペッグ)とカーター(ポーラ・パットン)により彼が救出されるシーンから本筋が始まるのだが、なんとも不安になってしまうOPである。しかし、毎度お馴染の導火線着火シーン、あのテーマが流れてくれば期待感も自然とMAXに!!


刑務所から脱出したイーサンはベンジー、カーターらとともにクレムリンに潜入し、核テロを目論むコードネーム“コバルト”という人物の資料を盗み出すと言うミッションを遂行することになる。
又、ベンジーの口からイーサンが任務外の殺人を行った事、妻ジュリアと破局したという衝撃的な内容が明かされるのだが・・・。

まぁ・・・、毎度の事ながら最初のミッションは失敗・・・。
何者かの策略によりクレムリンも爆破されてしまう。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:画像1

結局、この失敗のおかげで米大統領はゴースト・プロトコルを発動、IMFは事実上の解散に追い込まれる。しかし、IMF長官からの指令でクレムリン爆破の真犯人ヘンドリクス(ミカエル・ニクヴィスト)が起こそうとしている核戦争の脅威を防ぐという新たなミッションに挑むことになる。
チームは新たにブラント(ジェレミー・レナー)を仲間に加え、黒幕たちの取引が行われるというドバイを目指す事になる。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:画像2 
▲貨物車両に偽装されたIMFアジトに逃げ込みたいイーサンとブラント。
走り出してしまった貨物車両。その所為で網膜スキャンをなかなか実行できないイーサン。なんかカワイイ。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:画像3
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:画像4

一番の見所はこのアクションシーンだろうか。
ドバイの超高層ビル“ブルジュ・ハリファ”でのアクションシーンは命綱1本でトム・クルーズ本人が演じてるとの事。イーサンは高所からの潜入が好きだなぁと思っていたが、続編が製作される度にどんどん高くなっている。

今作は、“ブルジュ・ハリファ”でのアクションシーンが凄すぎて、ラストに向かうにつれてインパクトが下がっていく感じだったのが残念だった。まぁ、最後付近でイーサンが乗るBMW-i8はメチャクチャカッコ良かったのだけどもね・・・。

ジュリアの話がブラントの過去につながっていたり、色々な伏線になっているのは良かったかな。ラストでの序盤の投獄の理由など解明も良かったし、イーサンとジュリアの互いに微笑み合うシーンには恥ずかしながら感動した。やっぱ、イーサンは一途な男であってほしい・・・、2作目のチャラ男イーサン?そんなん知らん。黒歴史だよ。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル:画像5 
▲走るトム・クルーズは姿勢が良すぎてなんか変だな~と思っていたのだが・・・
DVDレビューの際に前3作を観なおしたら、1作目からこんな走り方だった。やっぱ変だよな。

忍者武芸帖 百地三太夫

忍者武芸帖 百地三太夫

1980年
日本映画
117分

〔監督〕鈴木則文〔アクション監督〕千葉真一
〔企画〕日下部五朗/本田達男〔脚本〕石川孝人/神波史男/大津一郎〔撮影〕中島徹〔美術〕佐野義和/山下謙爾〔編集〕市田勇〔助監督〕俵坂昭康/萩原将司/斉藤一重
〔出演〕真田広之/千葉真一/蜷川有紀/夏木勲/佐藤允/志穂美悦子/丹波哲郎/火野正平/小池朝雄/渡辺文雄
忍者武芸帖 百地三太夫:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 伊賀山中にこもるも百地一族が、秀吉の命を受けた不知火将監らに襲撃される。その狙いは、伊賀忍者皆殺しと一族の隠し金山を奪うこと。頭領・ 百地三太夫ら大人たちは殺されるが、その遺子・鷹丸ら数人が生き残り、海に逃れる。10余年後、逞しく育った鷹丸は石川五右ヱ門ら一族の残党と再会し、秀吉と将監の首を取って百地一族の再興を誓う。だが、将監らの急襲にあい、金山のありかを刻む短刀を奪われてしまう。仲間も殺され、悲痛の鷹丸は亡父の親友・白雲斎の下で修行を積み、もう1本の短刀を手に入れる。そして、天下人となった秀吉、宿敵・将監を討つべく、合戦の場に挑んでいく・・・。
 
〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★★

当時、JACに在籍していた真田広之の映画初主演作。
若干19歳というのも驚きであるが、何よりも驚いたのは真田本人によるアクションのキレの良さ。加えて鋼のような引き締まった肉体。さすが、千葉真一の秘蔵っ子と呼ばれていたことだけあると勝手に納得。

私のように、昨今の演技派としての真田広之しか知らない世代としては、まさに衝撃だった。
私個人としては、家族がドラマの高校教師を観てて、そばで無理やり観せられていたから真田広之は大嫌いだったのだが・・・、京本政樹もね。

映画の内容としてはつまらないの一言。監督の鈴木則文とJACの千葉真一が内輪で作って楽しんでいるようなアクション満載の映像がムカつく。
アクションに重点を置いているせいか、ストーリーが稚拙なのも残念だった。
全編通して、仲間はバッタバッタ死んでいくし(結構、グロイ)、内容も薄いの一言。打倒秀吉、百地一族再興が目的なのに、成し遂げたのは不知火将監を倒したことだけ。

:子供を孕んだ事で仲間を売る火野正平の嫁(百地一族残党)。
:仲間が石川五右ヱ門ヨロシク釜茹の刑にされそうな寸前に乱入して「俺が石川五右ヱ門なんだー!!」と言いつつ釜に投身自殺する火野正平(結局、仲間は助けていない)。
:その後、「あんたー!!」と言いつつ処刑場に乱入する火野正平の嫁(結局、腹の子共々切り殺される)。

なんじゃそりゃな場面もかなり多い。

やはり、若き真田広之の肉体、アクションのキレを楽しむ映画なんだな。

忍者武芸帖 百地三太夫:画像1 
▲一番笑ったのは映画の予告。時代を感じるキャッチコピーである。

映画の予告は真田広之の売り出し感がハンパない。

翔んでる奴、挑む奴、そして超えそうな奴、真田広之、HIROYUKI SANADA・・・。

よく分からんキャッチコピーだが、妙に惹かれる一文だ。

忍者武芸帖 百地三太夫:画像2 
▲爽やかな真田広之。

忍者武芸帖 百地三太夫:画像3 
▲アクションも真田本人によるもの。伏見城天守閣からのダイブ!!

忍者武芸帖 百地三太夫:画像4 
▲千葉真一演じる不知火将監の必殺技?直近の部下2人を肩に乗せるぞ!!だから何?って感じだが・・・。
部下を乗せてる間の苦しそうな表情がナイス。顔で演じれる男・千葉真一!!

忍者武芸帖 百地三太夫:画像5 
▲捕らえられた鷹丸を拷問する不知火将監。
真田広之の股間を鷲づかみにした後の千葉真一の憂いの表情にエロスを感じた。B級としてなら傑作認定!!

ドランク・モンキー/酔拳(DRUNKEN MASTER)

ドランク・モンキー/酔拳
DRUNKEN MASTER

1978年
香港映画
111分

〔監督〕ユエン・ウーピン
〔製作〕チェン・クェン〔製作総指揮・脚本〕ウー・スー・ユエン〔撮影〕チャン・ハイ
〔出演〕ジャッキー・チェン/ユエン・シャオティエン/ディーン・セキ/ウォン・チェン・リー/ワン・チェン
ドランク・モンキー/酔拳:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 カンフー道場のドラ息子、ウォン・フェイフォンは練習は真面目にしない、町に出れば悪戯ばかりという放蕩ぶり。見兼ねた父親は、息子を改心させようと、カンフーの達人、ソウ・ハッイーを呼び寄せた。厳しい修行で知られるソウの元での修行を強いられたフェイフォンは、酔えば酔うほど強くなる、という秘伝の拳法“酔八仙”を受け継ぐために苛酷な修行に励む。そしてついに、奥義“酔八仙”を修得する!

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★

日本でのジャッキー・チェン初お披露目作品、もはや伝説のカンフー映画、それがドランク・モンキー/酔拳。

日本公開の際、配給元となった東映は、日本オリジナルの主題歌“拳法混乱(カンフージョン)”を製作して本編に挿入、OPも敵役のティッサムが標的を襲うシーンではなく、ジャッキー・チェンが扮するフェイフォンの演舞場面に変更されているのが特徴。
日本で公開されたジャッキーの初期数作品に挿入された日本オリジナル主題歌はどれも秀逸で、魅力的。
カンフー映画のエポックメーキング的にも本作は名作中の名作です。

私が所有しているDVDはソニーピクチャーズから販売された日本語吹替収録版であり、2005年に新アフレコで放送されたバージョンのオリジナル香港公開版の音源を使用しているものです。
ジャッキーの声はお馴染みの石丸博也さんですが、師匠役であるユエン・シャオティエンの声は小松方正ではなく、青野武さんです。

私は84年生まれなので、日本公開版に触れる機会が無く、TVのロードショーでも観たことが無いのですが、もし、日本オリジナルの主題歌挿入&当時の吹き替え入りのDVDが発売されたら、いくらでも買います!!それぐらい好き。

ドランク・モンキー/酔拳:画像1 
▲不真面目で練習もせず、町に出れば悪戯ばかりするどうしようもない青年ウォン・フェイフォン(ジャッキー・チェン)。

カンフー映画の十八番だった“復讐”の要素があまりなく、全体を通して明るく楽しい映画に仕上がっているのも本作の魅力の一つ。
お調子者で怠け者、感情移入させやすいキャラクターの設定も秀逸。もちろん、ジャッキーのコメディーな演技あってこその物だけど・・・。

ドランク・モンキー/酔拳:画像2
ドランク・モンキー/酔拳:画像3 
▲殺し屋ティッサム(ウォン・チェン・リー)に喧嘩を吹っ掛け、返り討ちにされて、己の未熟さを痛感したウォン・フェイフォンは・・・。

屈辱的な経験を経て、ようやくまともに修行に励むようになるフェイフォン。
修行の末、強くなっても、お調子者のままでまったくブレないキャラクター像もGOOD。作品全体が明るい雰囲気になりますね。

ドランク・モンキー/酔拳:画像4
ドランク・モンキー/酔拳:画像5 
▲酔八仙の演舞シーン。観終えた後、真似したくなるんだよな・・・。

ジャッキーの優れた身体能力で表現される演舞の数々、コメディタッチの物語、そして酔えば酔うほど強くなる“酔拳”という技のユーモア等、すべてを魅力的に描ききった傑作映画。
観客に支持されて大人気となったのも理解できますね。

いつか胡桃を指先で割ってみたいと思う、今日この頃です。

吸血鬼ハンター(CAPTAIN KRONOS: VAMPIRE HUNTER)

吸血鬼ハンター
CAPTAIN KRONOS: VAMPIRE HUNTER

1973年
イギリス映画
91分

〔監督・脚本・製作〕ブライアン・クレメンス
〔製作〕アルバート・フェネル〔撮影〕イアン・ウィルソン〔音楽〕ローリー・ウィルソン
〔出演〕ホルスト・ヤンセン/ジョン・カーソン/キャロライン・マンロー/ジョン・カーター/シェーン・ブライアント/ロイス・ダイン
吸血鬼ハンター:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 かつて軍隊の一員として戦っている間に、母と妹を吸血鬼に奪われた男、キャプテン・クロノス。その復讐のために吸血鬼ハンターとなった彼は、今日もヴァンパイアを求めて、助手のグロスト教授と共に田園地帯をさすらっていた。多くの若い娘たちが血を吸われ、老婆のようになって死んでいく町を訪れたふたりは、かつての戦友で、今は村の医師となっているマーカスとチームを組み、昼間でも活動することのできるこの特異な吸血鬼に罠を仕掛ける・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★

1970年代、衰退の一途を辿るハマー・フィルム・プロダクションの末期に奴は現れた。
その名はキャプテン・クロノス。職業、吸血鬼ハンター。

彼はドラキュラシリーズに代表されるクラシックホラー映画の名作を多く生み出した名門ハマー・フィルム・プロダクションを再建すべく誕生した救世主、のハズだった・・・。

ハマー作品の王道、吸血鬼映画に西部劇や剣劇のエッセンスを加えた闇鍋的作品。
物語途中で吸血鬼退治とは関係なしに酒場の男、村人らとの決闘シーンが挿入される等、間延びしてダラダラする部分が多々あるが、チャンバラシーンのカッコ良さですべてを補う感じだろうか。

何せ、西洋剣と日本刀の二刀流で戦う吸血鬼ハンター。
B級臭さがプンプンである・・・が、何故か心惹かれるカッコ良さ。それだけで傑作認定である。

吸血鬼ハンター:画像1 
▲あんまり強そうではないが、吸血鬼ハンターの二人。

特徴はないが、爽やかな風貌のクロノス(ホルスト・ヤンセン)。彼を補佐する怪しい風貌のグロスト教授(ジョン・カーター)。村への道中で助けたジプシー娘のカーラ(キャロライン・マンロー)の三人が物語の中心。

往年のハマー作品の吸血鬼ハンター・ヴァン・ヘルシングとは違い、若さ溢れる好青年が主役というのも新しくて面白い。

吸血鬼ハンター:画像2 
▲吸血鬼の餌食になると、婆さんに・・・。

太陽光もへっちゃら、血とともに若さを吸い取る斬新な吸血鬼。

吸血鬼ハンター:画像3 
▲両手に武器を持って戦うクロノス。
この姿には、必殺商売人時代の中村主水に通ずるカッコ良さを見た・・・気がした。

彼は、吸血鬼には勝利したが、映画興行成績の高い壁に敗れ、生みの親の衰退を挽回できなかった。
そして、1970年代半、ハマー・フィルム・プロダクションは消えていくことになるのである・・・。

吸血鬼ハンター:画像4 
▲ジプシー娘カーラ役のキャロライン・マンロー。スタイル抜群です。
実は彼女が目当てでこの映画観ました。

M:i:III(MISSION: IMPOSSIBLE III)

M:i:III
MISSION: IMPOSSIBLE III

2006年
アメリカ映画
126分

〔監督・脚本〕J・J・エイブラムス
〔製作〕トム・クルーズ/ポーラ・ワグナー〔製作総指揮〕ストラットン・レオポルド〔原作〕ブルース・ゲラー〔脚本〕アレックス・カーツマン/ロベルト・オーチー〔撮影〕ダニエル・ミンデル〔音楽〕マイケル・ジアッキノ
〔出演〕トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン/ヴィング・レイムス/マギー・Q/ジョナサン・リス=マイヤーズ/ミシェル・モナハン/ローレンス・フィッシュバーン/ケリー・ラッセル/ビリー・クラダップ/サイモン・ペッグ
M:i:III :DVDジャケット
〔あらすじ〕
 上官らに現場へと引き戻されたイーサンは今までで最も危険で残忍な敵、武器ブローカーのオーウェン・ディヴィアンと対峙することに。IMFチームのメンバーのサポートをうけながらイーサンは、敵に捕らえられた仲間や、妻ジュリアを救出すべくローマから上海まで、危険な旅へと飛び回るのだった。
 
〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

トム・クルーズ主演のスパイ映画の3作目。
前作のロンゲチャラ男姿から、精悍な短髪姿にイメチェンしたイーサン・ハント(トム・クルーズ)。と言うより1作目に回帰したのだろうか。
又、一人の女性に一途なところも昔の彼に戻ったかのようでもある。一体、前作のヒロインは何処にいったのやら・・・。

主人公のイーサン・ハントは、現場を退き教官としての仕事をしている。あれだけの腕なのにと疑問が残るが・・・。
彼は本業を秘密にして婚約者のジュリアと幸せな生活を送っているのだが、今作のヒロインのジュリアが普通の女性なのも良いと思った。職業が看護婦というのも終盤への大事な布石である。
そんな彼の元に、かつての教え子である女性エージェント、リンジーが捕らえられたという知らせが届く。救出作戦に参加したイーサンは、仲間達とのチームプレイでリンジー救出を果たす。しかし、ヘリに乗って逃げる途中、リンジーは頭に仕掛けられた爆弾が爆発して死亡してしまう。

前2作に比べ、チームで協力して作戦に挑む場面も増えていて、「スパイ大作戦」に近づいた印象である。
OPの始まり方も、物語ラストのシーンを最初に持ってくるなど、新たな試みにチャレンジしているのも好印象。

M:i:III :画像1
▲敵に捕らわれた状態のイーサン。ここからOPがスタートする。

M:i:III :画像2
▲毎回、楽しみにしている作戦の指令伝達方法。今回はインスタントカメラ、網膜スキャン付き。
もちろん、指令伝達5秒後に煙を吹きます。

M:i:III :画像3
M:i:III :画像4
▲見せ場は上海での高層ビルからの飛び降り。
バンジージャンプの要領で高層ビルに潜入する作戦はビル内でのアクションが省略されていて、ちょっと物足りない。
進入成功!⇒獲物を取りに行く!(詳しい描写はカット)⇒パラシュートで脱出だ!!とか・・・、残念である。
IMFの裏切り者(またか!!)であり、イーサンの上官であるマスグレイブも悪役っぷりを発揮することなくジュリアによって倒される。
怪しい感じだったけど、善人だったIMF上官のブラッセルなど、色々と納得できない部分、消化不良気味な部分はあるが、結構良作だと感じた。観て損はない。

M:I-2(MISSION: IMPOSSIBLE 2)

M:I-2
MISSION: IMPOSSIBLE 2

2000年
アメリカ映画
124分

〔監督〕ジョン・ウー
〔製作〕テレンス・チャン/トム・クルーズ/ポール・ヒッチコック/ポーラ・ワグナー〔原作〕ロナルド・D・ムーア/ブラノン・ブラーガ〔脚本〕ロバート・タウン〔撮影〕ジェフリー・L・キンボール〔音楽〕ハンス・ジマー
〔出演〕トム・クルーズ/ダグレイ・スコット/タンディ・ニュートン/ヴィング・レイムス/リチャード・ロクスバーグ/ジョン・ポルソン/ブレンダン・グリーソン/レイド・セルベッジア/ウィリアム・R・メイポーサー/ドミニク・パーセル/アンソニー・ホプキンス
M:I-2:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 世界最高のスパイが、最高の超話題作「M:I-2 」で戻ってきた。最高のアクションえ映画監督ジョン・ウーが、彼のブランドとなった独創的でエキサイティングなアクションをひっさげてこのミッションに参加。今回イーサン・ハントは美しいナイア・ホールとチームを組む。そして裏切り者のエージェント、ショーン・アンブローズの陰謀、かつてない恐怖から世界を救うミッションのために活躍を見せる。しかし、世界を駆けるふたりを待っていたのは、愛と任務のどちらを選ぶのかという選択だった。
 
〔感想と雑談〕
個人評価: オススメ度:★★

トム・クルーズ主演のスパイ映画の2作目。
前作で「スパイ大作戦」ではなくなり、本作で「ミッション:インポッシブル 」でもなくなった・・・。
監督ジョン・ウーの完全なるオ〇ニー映画。駄作認定である。

ジョン・ウーは我が強すぎる。そんな考えを持つ人は少なくないはずだ。
これでもかというアクション。スローモーションも多用するぞ。二丁拳銃もお馴染みだ。鳩が飛んだらジョン・ウー映画の完成である。

前作と打って変わって、チャラ男に生まれ変わったイーサン・ハント(トム・クルーズ)。任務の為に出会ったナイア・ホール(タンディ・ニュートン)にすぐさま惚れる。軽さ爆発だ。

M:I-2:画像1
▲ここまでは面白そうだったんだけどな・・・。

M:I-2:画像2
▲鳩が出たら、溜め息しか出ない。

M:I-2:画像3
▲これ、何て映画?ただのアクション映画として観れば・・・。

前作までは辛うじてスパイ映画っていう雰囲気だったが、今回はただのアクション映画である。
イーサンのワンマンショーばかりで、チームプレイが無いのも評価が微妙な原因のひとつ。
アクションは凄いんだけどな・・・、それだけの作品なのですが。

M:I-2:画像4
▲一応、ハッピーエンドで終わりだが・・・。
次作も観る限り・・・、本作は無かった事になっていそうである。忘れてしまおう、こんな駄作。

ミッション:インポッシブル(MISSION: IMPOSSIBLE)

ミッション:インポッシブル
MISSION: IMPOSSIBLE

1996年
アメリカ映画
110分

〔監督〕ブライアン・デ・パルマ
〔製作〕トム・クルーズ/ポーラ・ワグナー〔製作総指揮〕ポール・ヒッチコック〔脚本〕デヴィッド・コープ/ロバート・タウン/スティーヴン・ザイリアン〔撮影〕スティーヴン・H・ブラム〔音楽〕ダニー・エルフマン〔特殊メイク〕ロブ・ボッティン
〔出演〕トム・クルーズ/ジョン・ヴォイト/エマニュエル・ベアール/ヘンリー・ツェーニー/ジャン・レノ/ヴィング・レイムス/クリスティン・スコット・トーマス/ヴァネッサ・レッドグレーヴ/インゲボルガ・ダクネイト
ミッション:インポッシブル:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 指令を受けて東欧に潜入した極秘スパイ組織IMFのエージェントたち。しかし作戦は敵側に筒抜けで、辛くも逃げ延びたイーサン・ハント以外のメンバーはほとんど殺されてしまう。何者かが自分を裏切り者に仕立て上げようとしていることを知ったイーサンは、陰謀を暴くべく新たなミッションに挑む・・・。
 
〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★

現在まで3作の続編が製作されたスパイ映画の記念すべき1作目。
往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」に思い入れのある人は、色々と理屈を並べて批判しただろう作品だが、まったくの別物として観ればなかなかの傑作であると思う。

変装をベリベリっと破り、印象的な曲とともに始まるOPは、いつ観てもカッコイイ。
又、冒頭の作戦失敗、仲間が全滅、生き残ったイーサンが組織の裏切り者と疑われる流れは、スピーディな展開と緊張感も併せて、非常に魅力的である。

ミッション:インポッシブル:画像1
▲ただ一人生き残り(実は違うのだが・・・)、組織に疑われるイーサン。
だからといってレストランの水槽を爆破して逃げるって・・・。

この後のアジトの螺旋階段を上から撮ったショットとか、電球を割って通路に撒く描写とか、結構細かく描写していてGOOD。この辺がブライアン・デ・パルマっぽいのかな~。

ミッション:インポッシブル:画像2
ミッション:インポッシブル:画像3
▲本作で最も有名と思われるCIA本部への潜入シーン。
メガネを伝って汗が落ちそうになるカットは本作屈指の名シーンだと思う。

ミッション:インポッシブル:画像4
▲てっきりトンネルの入り口にぶつかって、ヘリ爆散エンドかと思ったら、入ってきちゃった。
最大の見せ場、疾走する列車の上での攻防まで怒涛の展開で魅せる。

ミッション:インポッシブル:画像5
▲IMF組織内の裏切り者を暴き出したイーサン。
最初の作戦で使用したメガネがキーとなるのもニクイ演出。

続編にも言えることだが、IMFって裏切り者・・・、多くないっすか?

悪魔の墓場(THE LIVING DEAD AT MANCHESTER MORGUE)

危険 悪魔の墓場
THE LIVING DEAD AT MANCHESTER MORGUE

1974年
イタリア/スペイン映画
93分

〔監督〕ジョージ・グロウ
〔製作〕エドモンド・アマティ〔脚本〕サンドロ・コンチネンツァ/マルチェロ・コスチア〔撮影〕フランシスコ・センペレ〔音楽〕ジュリアーノ・ソルジーニ〔特殊メイク〕ジャネット・デ・ロッシ
〔出演〕レイ・ラヴロック/アーサー・ケネディ/クリスティーネ・ガルボ/ポール・ベンソン/アルド・マサッソ/ジョルジョ・トレスチーニ/ロベルト・ポッセ/ホセ・ルイス・リファンテ
悪魔の墓場:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 骨董商の青年ジョージは顧客に商品の悪魔像を届けるため、オートバイでロンドン郊外へと向かう。だが、道中でもらい事故に遭遇。車の持ち主である若い女性エドナと共に、麻薬中毒で苦しむ彼女の姉の家へ立ち寄ることになる。陽が傾き、寂しい丘陵で道に迷った二人は、夕暮れ迫る墓地の近くで車を停めるが、一人になったエドナが全身ずぶ濡れの異様な男に襲われる。それは一週間前に溺死したはずの浮浪者だった・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

DVDのジャケ裏には“史上最も怖いゾンビ映画”とデカデカと載っているのだが、今となってはあまり怖く感じられないのはご愛嬌。しかし、作品全体を通して流れる陰湿な空気は、他の亜流ゾンビ映画とは一味違う雰囲気を与えている。
説得力の欠片もない死体蘇生の原因、無理やりねじ込んだ風刺など、微妙な部分に目がいくが、主役が人殺しの犯人と疑われて殺される悲劇的なラストなど、見所が溢れるホラー映画の傑作である。

悪魔の墓場:画像1
▲主演のレイ・ラヴロック。本作では髭顔だが、相当のイケメン。

悪魔の墓場:画像2
▲ヒロインのクリスティーネ・ガルボ。彼女も美人。
主演の二人が、美男美女コンビであることも、ラストのバッドエンドにやるせない気持ちを付加している要因だろうか。

悪魔の墓場:画像3
▲ゾンビになると瞳がご覧のように・・・。これって、あんまりゾンビ映画では見かけない設定で斬新。

ジャネット・デ・ロッシが手掛けた気色悪いゾンビの造形もGOOD。
役者の演技も鬼気迫る感じ、よくある亜流ゾンビ映画とは違って、確かにかなり怖い。
道具を使う、力が強い等、ゾンビが強力無比な存在であることも恐怖感を煽る。

悪魔の墓場:画像4
▲内臓を貪る老婆。キ〇ガイな目をしている。演技なのか、リアルなのか・・・。

悪魔の墓場:画像5
▲その道では有名なゾンビ。解剖された死体の設定で、腹に縫い目が入っている。

悪魔の墓場:画像6
▲害虫駆除の超音波が死体蘇生の原因。

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記(BARB WIRE)

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記
BARB WIRE

1996年
アメリカ映画
98分

〔監督〕デヴィッド・ホーガン
〔製作〕ブラッド・ワイマン/マイク・リチャードソン/トッド・モイヤー〔脚本〕チャック・ファーラー/アイリーン・チェイケン〔撮影〕リック・ボータ〔音楽〕ミシェル・コロンビエ
〔出演〕パメラ・アンダーソン・リー/テムエラ・モリソン/ウド・キア/ヴィクトリア・ローウェル/クリント・ハワード/スティーヴ・レイルズバック/ジャック・ノーズワージー/ザンダー・バークレイ/サルヴァトール・ゼレブ/デヴィッド・アンドリオール
バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 西暦2017年、アメリカの民主主義は崩壊した。唯一の自由都市“スティール・ハーバー”は犯罪と混乱が渦巻き、悪の亡者が巣窟となっていた。この街で世紀末的なクラブ“ハマーヘッド”を経営するバーブ・ワイヤーは、ブロンドをなびかせボンテージ・ファッションに身を包み、バイクを駆る-目的のためには手段を選ばず、危険な仕事も引き受ける名うての賞金稼ぎでもあった。ある日、彼女の元に戦闘員時代の恋人アクセルが助けを求めてくる。独裁政権を揺るがす情報を持った女性科学者を護衛しているアクセルは、悪徳大佐率いる陸軍の執拗な追跡に追いつめられていたのだった。
 
〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★

題名のバーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記からもB級臭さが半端ない映画であるが、映画界での評価もそれを詳細に物語っていることだろう。

ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)1996年
□ ワースト作品賞
□ ワースト主演女優賞:パメラ・アンダーソン・リー
□ ワースト脚本賞:チャック・ファーラー/アイリーン・チェイケン
□ ワースト音楽賞
□ ワースト・スクリーン・カップル賞:パメラ・アンダーソン・リー
■ ワースト新人賞:パメラ・アンダーソン・リー

受賞がワースト新人賞だけ(他はノミネート)なのが、せめてもの救いだろうか。しかしながら、B級映画好き、金髪ボインちゃん好きにはたまらない一作であることは間違いないだろう。
私自身、パメラ・アンダーソン・リー演ずるバーブ・ワイヤーが片乳を出して踊り狂うOPにはこの世の天国を見た・・・ような気がした。
内容は微妙の一言。元彼と昔の話でモメモメして、巻き添えで弟が死亡、大体そんな感じの話である。
良くも悪くも彼女のダイナマイトボディを堪能する映画、それが本作だろう。
製作陣もそれが判っているが如く、主役のバーブ・ワイヤーは自慢の乳をゆっさゆっさと揺らしまくる。常にボンテージ・ファッションか裸。さすがプレイメイト、キワドイ服装もお手の物である。

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:画像1
▲このOPでスケベ共の掴みはOKだ!!

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:画像2
▲プレイメイトは伊達じゃない。大根演技は気にするな!!

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:画像3
▲冷酷なプライザー大佐(スティーヴ・レイルズバック)。レジスタンスを執拗に追いつめる。

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:画像4
▲拷問も何かエロい。装置も微妙にチープ。

バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記:画像5
▲アクションは頑張っているよ。
意外にアクションシーンに気合が入っているのもGOOD。

MTVムービー・アワード1996年
□ 格闘シーン賞:パメラ・アンダーソン・リー

ノミネートだけだが、大したもんだ。
やっぱり、B級映画は楽しんだもん勝ちである。

猛獣大脱走(WILD BEASTS)

危険猛獣大脱走
WILD BEASTS

1983年
イタリア映画
92分

〔監督・原案・脚本〕フランコ・E・プロスペリ
〔製作〕フェデリコ・プロスペリ〔撮影〕グリエルモ・マンコーリ〔編集〕マリオ・モッラ〔音楽〕ダニエル・パトゥッキ
〔出演〕ジョン・アルドリッチ/ロレーヌ・ド・セル/ウーゴ・ボローニャ/ルイーザ・ロイド/ジョン・ステイシー/エンツォ・ペッツ/モニカ・ニッケル/ステファニア・ピンナ
猛獣大脱走:DVDジャケット
〔あらすじ〕
ヨーロッパ北部の某都市。その郊外に数千頭もの動物が最新コンピューターで管理されている巨大動物園があった。ここ数日、動物たちの異常行動が目に付き、獣医のバーナーは頭を悩ませていた。そんな時、アベックが車の中でネズミの大群に襲われる事件が発生。友人であるブラウン警部から連絡を受けたバーナーは何らかの原因によってネズミが凶暴化したと推測する。だが、丁度その頃、動物園では暴れ出した巨象の群れによって電気系統が破壊され、全てのセキュリティがダウンしてしまった。狂気に満ちた無数の猛獣たちがいっせいに大都会に解き放たれたのだ!

〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★

簡単に説明すると、アニマル・パニック映画+マカロニホラー=『猛獣大脱走』という感じ。
ショックシーンと血糊の量ですべてを包み込もうとするのはイタリアのお国柄なのだろう。
お前ら、こんな残酷シーンが観たいんだろうという製作側の声が聞こえてきそうだ。

物語の初め、車の中でイチャイチャしていたバカップルがネズミに噛み殺される事件が発生。その後もサスペリアに出てきそうな盲目の紳士が盲導犬に噛み殺されたりするなどエグイシーンが続く。

そんな中、主人公が働く動物園では最新コンピューターで動物を管理するシステムを採用していたのだが、凶暴化した象の行動により、システムはダウン。門は破壊され、動物達は街に解き放たれてしまう。

この間も、動物園の管理の方々も虎やライオンに襲われてしまうなど退屈しない場面が挿入される。

猛獣大脱走:画像1
▲主役のルパート・バーナー(ジョン・アルドリッチ)。
割とダンディな風貌、本作ではシャワーシーンを披露など、なかなか魅力的に見えたのだが・・・、素人演技が致命的だったのか、有名な出演作は本作のみ。

猛獣大脱走:画像2
猛獣大脱走:画像3
▲ネズミに噛み殺されたバカップル。血糊の量だけは一人前だ。

猛獣大脱走:画像4
▲地下鉄に進入してきた動物にもガブリと噛み殺されます。

象に踏みつぶされたり、白熊に襲われたり、本物の動物を使ったシーンと作り物を使ったシーンを巧みに繋いだ編集は凄いと思う。グリズリー(GRIZZLY)より魅せる技術は一歩上。

ラストでは、麻薬っぽい薬物が飲料水に混入したために動物が凶暴化したという様な、無理やり感が溢れる風刺的な理由付けがなされるのだが、動物達と同じく、飲料水を飲んだ子供たちが凶暴化してしまうという皮肉な結末が印象的である。

猛獣大脱走:画像5
▲刃物を手に子供達が襲いかかるラスト。

モンキーフィスト/猿拳(KNOCKABOUT)

モンキーフィスト/猿拳
KNOCKABOUT

1979年
香港映画
104分

〔監督〕サモ・ハン・キンポー
〔製作総指揮〕レイモンド・チョウ 〔撮影〕リュー・カン・ワイ〔音楽〕チン・シュン・チ
〔出演〕ユン・ピョウ/サモ・ハン・キンポー/リャン・チャージェン/ラウ・カーウィン
モンキーフィスト/猿拳:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 口の達者なレイと、相棒のマーは、半人前の駆け出しサギ師。食堂で出会った旅の男モードゥの強さに惚れこんだ二人は、早速弟子入りを願い出るが、実は彼こそかつて“古ダヌキ”と呼ばれたお尋ね者の強盗犯だった。追手の役人を倒したモードゥは、真相を知ったレイの命を狙い、闘いに加勢したマーを殺害。復讐を誓ったレイは、猿を連れた浪人から“猿拳”を学び、モードゥに仇討を挑む。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★

ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポーと同じ時期に爽やかな笑顔で人気になったユン・ピョウの初主演作。ストーリーはあらすじの通り、捻りは特にない、良くあるカンフー映画である。

監督はサモ・ハン・キンポー。
敗北⇒修行⇒復讐という、カンフー映画の黄金パターンを継承した映画で、助演も行ったサモ・ハン・キンポーのキャラクターが強烈すぎて、主役のユン・ピョウが霞んで見えてしまうのが最大の難点。

モンキーフィスト/猿拳:画像1
▲レイ(ユン・ピョウ)とマー(リャン・チャージェン)。

モンキーフィスト/猿拳:画像2
▲モードゥ(ラウ・カーウィン)からレイを逃がす為にマーは犠牲になってしまう。

モンキーフィスト/猿拳:画像3
▲猿拳を修行するレイ。
何といっても修行シーンが最大の見せ場。
本当に人間かと思わせる身体の動きが凄い。足技とか、アクロバットはジャッキー・チェンよりキレがあるように思える。サモ・ハン・キンポーもさすが、動けるデブというだけはあると感じさせる。

モンキーフィスト/猿拳:画像4
▲最後は師弟の猿拳コンボで敵を討つ!!
のだが・・・、ここまでくるとどっちが主役か分からない。
隠密役人という役どころも主役泣かせ、サモ・ハン・キンポー目立ち過ぎ。

TVでの放映時には“燃えよデブゴン5(サモ・ハン・キンポー主役のカンフー映画シリーズ)”の名前
が付けられたのも皮肉である。

グリズリー(GRIZZLY)

危険グリズリー
GRIZZLY

1976年
アメリカ映画
90分

〔監督〕ウィリアム・ガードラー
〔製作・脚本〕ハーヴェイ・フラックスマン/デヴィッド・シェルドン〔製作総指揮〕エドワード・L・モントロ〔撮影〕ウィリアム・アズマン〔編集〕バブ・アズマン〔音楽〕ロバート・O・ラグランド
〔出演〕クリストファー・ジョージ/アンドリュー・プライン/リチャード・ジャッケル/ジョーン・マッコール/ジョー・ドーシー/ヴィッキー・ジョンソン/チャールズ・キッシンジャー/カーミット・エコルズ/トム・アーキュレイジ
グリズリー:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 観光客で賑わう国立公園で、二人の女性キャンパーが惨殺された。検死の結果、犯人は血に飢えたクマではないかと考えられたが、パーク・レンジャーの隊長ケリーは、ヘリのパイロット、ドンの協力を得て現地の動物行動学者スコットを呼び寄せる。スコットの見解では、これは単なるクマの仕業ではなく、世界最大の凶暴性と破壊力を持った巨大ハイイログマ=グリズリーだと断定。山狩りが行われる中も次々とグリズリーの犠牲者は増え続ける・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★

ジョーズ(JAWS)のヒットで多数作られた、亜流アニマル・パニック物の一作。
ジョーズ(JAWS)そのままのプロットで、舞台を山に変えただけ。一般的な評価はB級、C級程度・・・。
でも、なかなか面白いのが本作である。

グリズリー:画像1
▲主役はこの人、クリストファー・ジョージ演じるマイケル・ケリー。
本作では正義感溢れる森林警備隊の隊長を熱演。意外と渋くてカッコイイ。

被害者の殺され方がなかなかに残虐で、その手の映画が好きな人にはたまらないのも魅力である。
グリズリー:画像2
▲冒頭でのショックシーン。
被害者の背中から迫るカメラワークや、熊に襲われ吹っ飛ぶ女性キャンパーの腕等、軽くホラー・サスペンスのノリである。

グリズリー:画像3
▲熊がいると分かっているのに水浴びしたがる森林警備隊の女性隊員。その後はやっぱり・・・。
熊が出没したという現場で、服を脱いで下着姿で水浴び。もちろん熊さんの餌食になるのだが、その演出も衝撃!!真っ赤に染まる滝の水に開いた口も塞がらない。
又、適度なエロスもB級の魅力であると言っておこう。

グリズリー:画像4
▲実写になるとチョットかわいい。

グリズリー:画像5
▲最後はジョーズ(JAWS)ヨロシク・・・。

グリズリー:画像6
▲爆発で決着・・・。オリジナリティはあまりない。

燃えよドラゴン(ENTER THE DRAGON)

燃えよドラゴン
ENTER THE DRAGON

1973年
香港/アメリカ映画
102分

〔監督〕ロバート・クローズ
〔製作〕フレッド・ワイントローブ/ポール・ヘラー/レイモンド・チョウ〔脚本〕マイケル・オーリン〔撮影〕ギルバート・ハッブス〔音楽〕ラロ・シフリン
〔出演〕ブルース・リー/ジョン・サクソン/ジム・ケリー/アーナ・カプリ/サモ・ハン・キンポー/アンジェラ・マオイン/シー・キエン/ヤン・スエ
燃えよドラゴン:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 香港の裏社会に君臨する実力者ハンが主催する武術トーナメントに、世界中の武術家が招待された。アメリカのウィリアムズ、ローパーはその招待状を受け取り、香港へ向かう。一方、少林寺で武術の修行中のリーという若者は、秘密情報局から、トーナメントに出場し、ハンの麻薬製造密売の内情を探り出す要請を受ける。一度は断ったリーだったが、修道僧長から、ハンもかつては少林寺の修行僧であったが、修めた武術の知識を悪用していること、また父から数年前に姉がハンの手下オハラの犠牲になった事を聞かされ、秘密情報局からの要請を承諾し、トーナメントに出場する事を決意する。そしてリーは秘密の任務と復讐心を胸に秘め、トーナメント会場の島へと向かうのだった・・・。 

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★

香港の英雄、ブルース・リーの最高傑作。←異論は認める。
ブルース・リーは、死亡遊戯(GAME OF DEATH)の撮影を中断し、本作の撮影を行い、死亡遊戯の撮影を再開する事無く、この世を去っている。
日本にて劇場公開された際、既にブルース・リーは故人だったというのも悲しい話である。

ブルース・リー本人のアクションが堪能出来る事実上の遺作になるのだろうか。

私が初めて観たのは、中学生頃か・・・、金曜ロードショーか何かだろうか。
当時、ジャッキー・チェンの映画は録画して、よく観てはいたのだが、ブルース・リーの映画はある種、神聖なイメージが先行して、進んで観る事はしなかったように思える。

物語自体も暗い感じだし、作品内でコメディリーフ担当と思われたウィリアムズ(ジム・ケリー)も、ハン(シー・キエン)に秘密情報局の容疑をかけられて惨殺されてしまう。
麻薬中毒患者の女性たちが笑いながら、ウィリアムズが殺されるのを見ている様は、軽くトラウマになりかけた。

今、改めて観かえしてみると作品自体もさすがハリウッド映画という事もあり、丁寧に作られてる印象がある。
冒頭で、武術会に参加する三人の過去のエピソードを挿入し、それぞれのキャラを際立たせているのも好印象。物語に深みを与えている。

又、ただのカンフーアクションだけに留まらず、スパイアクションの要素も取り入れ、ハラハラドキドキの展開で観客を魅了する。リー、危ない!!後ー!!状態である。←心配する必要もないくらい強いけど。

燃えよドラゴン:画像1
▲有名なDon`t think! Feel!(考えるな!感じろ!)のシーン。

燃えよドラゴン:画像2
▲永遠のB級スター、ジョン・サクソン。本作では強いジョン・サクソンだ。

燃えよドラゴン:画像3
▲ショックだったウィリアムズ(ジム・ケリー)の死。
黒タイツ姿で麻薬製造工場を探っていたリー(ブルース・リー)の代わりに怪しまれ、このような仕打ちに。

燃えよドラゴン:画像4
▲当時、誰もが真似したであろうヌンチャクシーン。

燃えよドラゴン:画像5
▲ラストバトルが行われる鏡の間。割れた鏡の下から新聞紙が露出する等のチープな面も。
本作では若かりし、サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェンなどが出演している。是非、みなさんで探してみて下さい。

燃えよドラゴン:画像6
▲右腕に爪を装着したハン(シー・キエン)。リー(ブルース・リー)と死闘を演じる。

走れ走れ!救急車!(MOTHER, JUGS & SPEED)

走れ走れ!救急車!
MOTHER, JUGS & SPEED

1976年
アメリカ映画
99分

〔監督・製作〕ピーター・イエーツ
〔製作〕トム・マンキウィッツ〔製作総指揮〕ジョセフ・R・バーベラ〔脚本〕トム・マンキウィッツ〔撮影〕ラルフ・ウールジー〔音楽〕ポール・ジャバラ/ロジャー・ニコルス
〔出演〕ビル・コスビー/ラクエル・ウェルチ/アレン・ガーフィールド/ラリー・ハグマン/ブルース・デイヴィソン/L・Q・ジョーンズ/ハーヴェイ・カイテル
走れ走れ!救急車!:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 国民健康保険がない国アメリカの大都市ロサンゼルス。一企業が運営する救急車サービスは今日も大忙し。出産寸前の妊婦、車内で暴れるプロレスラー、重すぎて運べないデブのおばさん、ラリって銃を射つ麻薬患者・・・悩みの種は患者だけじゃない。仕事を奪いに来るライバル会社、女子大生の患者を犯そうとする欲求不満の救急員、さらには連絡係の巨乳美女が、救急車を勝手に持ち出して暴走し始めてしまう。 

〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★

DVDのジャケットや、あらすじだけを見ればドタバタコメディを想像してしまうが、そんな生易しい映画ではないのが本作。
軽い気持ち、ラクエル・ウェルチの美貌が拝めりゃイイや・・・なんて思って観たら、相当疲れたよ。

物語冒頭のデブの黒人女性を苦労して運び出す話はくだらなくて面白かったが、その次には救急員が麻薬患者に誤って射たれて死んでしまう話、救急車に乗せた女子大生の患者を犯そうとする欲求不満の救急員の話等、かなりブラックな話が続く。

途中、死んだ救急員の代わりに元刑事の新入社員トニー(ハーヴェイ・カイテル)が入社、相棒を失ったオフクロ(ビル・コスビー)とコンビを組んで仕事をするようになる。

又、現場に出たい連絡役のジェニファー(ラクエル・ウェルチ)は男女同権を盾に社長を脅迫、晴れて隊員の一員となる。
その中でトニーと恋仲になるなどのラブコメ要素を挟むのだが、トニーと二人だけの時に出産間近の妊婦を担当し、健闘虚しく助けられなかったりと・・・、コメディとシリアスの狭間で行ったり来たりを繰り返す。なんだかムズムズする映画である。

ラストはライバル企業と合併、ハッピーエンドかと思いきや、オフクロに殴られ入院していた欲求不満の救急員が会社をジャック。社長の奥さんを人質に立て篭もるが・・・、最後は警察に射殺される。←一体、何がしたかったのだろうか。

ライバル会社との小競り合いを笑いを交えて描きながら、救急員も普通のサラリーマンである事が語られる。何を伝えたいのか不明なのだが、ジェニファーの成長物語として観れば面白いかも・・・しれない。

走れ走れ!救急車!:画像1
▲重すぎて運べないデブのおばさん。担架に乗ったまま、大激走。

走れ走れ!救急車!:画像2
▲麻薬患者に誤って射たれて死んでしまう救急員。こんな悲劇もアメリカならではなのか?

走れ走れ!救急車!:画像3
▲JUGS(デカパイ)ことジェニファー(ラクエル・ウェルチ)。当時30代半ばにしてこの美貌。

走れ走れ!救急車!:画像4
▲最後はオフクロとデカパイがコンビに。今日も救急車は走ります。

アイアンマン2(IRON MAN 2)

アイアンマン2
IRON MAN 2

2010年
アメリカ映画
125分

〔監督・製作総指揮〕ジョン・ファヴロー
〔製作〕ケヴィン・フェイグ〔製作総指揮〕アラン・ファイン/デニス・L・スチュワート/スタン・リー/デヴィッド・メイゼル/ルイス・デスポジート/スーザン・ダウニー〔脚本〕ジャスティン・セロー〔撮影〕マシュー・リバティーク〔音楽〕ジョン・デブニー
〔出演〕ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロー/ドン・チードル/スカーレット・ヨハンソン/サム・ロックウェル/ミッキー・ローク/サミュエル・L・ジャクソン/クラーク・グレッグ/ジョン・スラッテリー
アイアンマン2:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 自らアイアンマンであることを告白した大企業スターク・インダストリーのCEO、トニー・スターク。そんな彼に新たな危機が迫っていた。まず、米国政府がパワードスーツの没収を命令。そして、彼に恨みを抱く謎の男“ウィップラッシュ”が一撃で車を真っ二つにする電流ムチを携えて現れ、ライバルの武器商人ハマーも独自のパワードスーツを開発する。そんな中、胸に埋め込んだエネルギー源“リアクター”の影響でトニーの体は蝕まれていき・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★★

やはり、続編の運命なのか、前作アイアンマン(IRON MAN)には敵わない印象。
それでも、スパイダーマン2(SPIDER-MAN 2)やX-MEN 2(X-MEN 2)程がっかりしたわけでもなく、楽しく観れた作品。まぁ・・・、二作目って大変そうですよね。

前作で自分がアイアンマンであることを公表してしまったトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。相変わらずのCEOっぷりでメディアへの露出を続けている。

アイアンマン2:画像1

自らアイアンマンであると公表してから半年後。改良を加えたパワードスーツを纏い、世界平和のために貢献しようとするトニーだったが、その一方的な介入への疑問視とパワードスーツの圧倒的な力を兵器として認識されたことで、米国政府からパワードスーツの引き渡しを求められてしまうことになる。

又、トニーはパワードスーツの動力にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの動力源パラジウムが放出する毒素に蝕まれつつあった。

アイアンマン2:画像2
▲パラジウムからの毒素で危険なトニー。
そもそもリアクター装着したまま、シャワーとか浴びても大丈夫なのか気になる。

アイアンマン2:画像3
▲突然、こんなオッサンが襲ってきたら逃げたくなる。

若干、ヤケ気味のトニーは、秘書ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)の制止を聞かずにモナコでF1レースに参戦。すると突然、トニーに恨みを抱く謎のロシア人が電撃ムチを携えて襲ってくる。

このピンチに登場するは、本作最大の見どころ(個人的意見)である新型パワードスーツ『マーク5』!!

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▲スーツケースのスイッチを足で押すと・・・。

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▲みるみる体に装着される!!
すごいぞトニー。前作から半年後の設定でこの技術力の進歩。やはり天才は伊達じゃない。

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▲パラジウムの毒素を除去出来ずヤケクソのトニー。パワードスーツ着たまま放浪。
つるっぱげのオッサンとコスプレしたオッサンがレストランで食事。シュールだ・・・。

この後、亡き父が遺したヒントを基に新型アークリアクターを完成させ、命も助かるのだ。

アイアンマン2:画像8
▲戦う女性は美しい。私は強い女性を応援します。
本作もう一つの魅力、諜報機関S.H.I.E.L.D.のブラック・ウィドー(スカーレット・ヨハンソン)。
アベンジャーズ(THE AVENGERS)にも彼女は出るらしいので、期待して劇場公開まで待ちたいと思います。←本当は、マイティ・ソー(THOR)のジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)に出てほしいと思っているのだが・・・。

アイアンマン2:画像9
▲本作のオマケ映像はマイティ・ソー(THOR)の“ムジョルニア”。

エルム街の悪夢(A NIGHTMARE ON ELM STREET)

危険エルム街の悪夢
A NIGHTMARE ON ELM STREET

1984年
アメリカ映画
91分

〔監督・脚本〕ウェス・クレイヴン
〔製作〕スタンリー・ダデルソン/ジョセフ・ウルフ/ロバート・シェイ〔撮影〕ジャック・ヘイトキン〔音楽〕チャールズ・バーンスタイン〔特殊効果〕ジム・ドイル〔特殊メイク〕デヴィッド・ミラー
〔出演〕ヘザー・ランゲンカンプ/ジョン・サクソン/ロニー・ブレイクリー/ロバート・イングランド/アマンダ・ワイス/ニック・コッリ/ジョニー・デップ/チャールズ・フライシャー
エルム街の悪夢:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 高校生のナンシーは、毎夜悪夢に悩まされていた。鋼鉄の爪をもったケロイド顔の男、フレディが迫って来るのだ。さらに、現実に戻った彼女の体に夢の中で負ったはずの傷が残っていた。眠るたびに悪夢が襲ってくる。果たしてこれは夢なのか、それとも現実なのか・・・?

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

夢の中に現れる鋼鉄の爪を持つ殺人鬼、フレディ・クルーガー(ロバート・イングランド)とナンシー・トンプソン(ヘザー・ランゲンカンプ)の死闘を描いた80年代を代表する傑作ホラー。

DVDの裏に書かれたキャッチコピー『目を覚ませナンシー!眠ると奴がやって来る!』、これがこの作品の最大にして、絶対的な魅力だろう。ここが一番のウリ、それがエルム街の悪夢。

本作は、夢の中で殺されると現実でも死んでしまうという斬新な設定、フレディの一度見たら忘れられない風貌やショックシーンの描写と相俟って80年代を代表するホラー映画となった。
その後、続編が多数製作されたが、本作には及ばない作品ばかりだと個人的には思う。

物語は主人公ナンシー・・・の友達であるティナ(アマンダ・ワイス)の夢から始まるのだが・・・、正直言って、主人公は彼女だと思った。だって、カワイイし、綺麗だし、主人公顔だし・・・。
蓋を開けたら、主人公は眉が太く、そばかす混じりのヘザー・ランゲンカンプという残念パターンだった。
すぐにティナは殺されてしまうし・・・。

エルム街の悪夢:画像1
▲本作最初のショックシーン。重力無視の惨殺には度肝を抜かれた。
ティナが殺されるシーンは今観ても衝撃的。途中で夢から覚めて、叫んでいるのに殺されるのは何故だろう?

エルム街の悪夢:画像2
▲壁から浮かび出るフレディ。ナンシーの眠り具合を伺ってます。

エルム街の悪夢:画像3
▲映画内で何度か挿入されるフレディの歌。縄跳びをするこの子たちは夢か現実なのか・・・。

One,two Freddie's coming fou you...
1,2 フレディがやってくる・・・

Three,four better lock your door...
3,4 ドアに鍵をかけて・・・

Five,six grab your crucifix
5,6 十字架握りしめ・・・

Seven,eight gonna stay up late...
7,8 夜じゅう起きていよう・・・

Nine,ten never sleep again...
9,10 もう二度と眠らない・・・

エルム街の悪夢:画像4
▲本作のフレディは真面目?で残虐。顔もあまり見せないぞ!!
続編になれば、なる程にコメデイリーフ的役割になってしまうフレディ。本作では真面目で本気だ。でも、所々で茶目っ気が出て、なかなか憎めない。

フレディの弱点は夢の中で誰かに触れられたまま目覚められてしまうと現実の世界に呼び込まれてしまう事。ナンシーは目覚まし時計や、ホームアローン並の仕掛けを駆使して対抗していく。
そして、まんまと罠にハマるフレディに萌えるのが、この映画の楽しみ方である。

エルム街の悪夢:画像5
▲有名なワンシーン。私はとんねるずのコントのイメージが強いですが・・・。

エルム街の悪夢:画像6
▲ナンシーの夢の中で少女に化けたフレディ。何故そのような姿に・・・。

エルム街の悪夢:画像7
▲ナンシーの彼氏役にジョニー・デップ。映画初出演作らしい。




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