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殺し屋ハリー/華麗なる挑戦(99 AND 44/100% DEAD)

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦
99 AND 44/100% DEAD

1974年
アメリカ映画
98分

〔監督〕ジョン・フランケンハイマー
〔製作〕ジョー・ワイザン〔脚本〕ロバート・ディロン〔撮影〕ラルフ・ウールジー〔美術〕ハーマン・ブルメンタール〔編集〕ハロルド・F・クレス 〔音楽〕ヘンリー・マンシーニ
〔出演〕リチャード・ハリス/エドモンド・オブライエン/アン・ターケル/ブラッドフォード・ディルマン/チャック・コナーズ/デヴィッド・ホール/キャサリン・ボーマン/コンスタンス・フォード/ジャニス・ヘイドン/マックス・クレヴン/トニー・ブルベイカー/ロイ・ジェンソン
殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 暗黒街を牛耳る大親分アンクル・フランクは、台頭してきた若手のビッグ・エディ一派に手を焼いていた。この二大組織は血で血を洗う攻防を繰り広げシノギを削っているが、ついにエディは“爪”と呼ばれる鋼鉄の義手の用心棒マーヴィン・ザッカーマンを雇い入れた。それを知ったフランクは、旧知の仲で凄腕の殺し屋ハリー・クラウンを呼び寄せる。町に帰って来たハリーは、小学校で教師をしているバフィと久々の逢瀬を楽しむが、エディの手下は執拗にハリーの命を狙ってくる。フランク対エディ、ハリー対“爪”、はたしてこの抗争の行方は?

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

俺のガンスモークはバラの匂い!
[キャッチコピーより]

監督ジョン・フランケンハイマー、主演リチャード・ハリスで送る70年代を代表するポップ・アクションの傑作。
70年代に多造されたクール&サスペンスを売りとするアクション映画とは一線を画す、アニメーションを使用したOPや、当時の裏社会を面白可笑しく描いた冒頭の水中映像など、ユニークで観ていて面白い。又、コミカルに物語を描いた前半戦とは違い、アクションが中心となる後半戦とのギャップや、一貫して貫かれるテンポの良さなども見逃せない。

また一部の愛好家たちが熱望し続けた日本のTV洋画劇場等で流された日本語吹き替え版を搭載したDVDも2011年に発売。藤村俊二の軽快なナレーションで始まる吹き替え版の秀逸さは原語以上に映画を魅力的なものに仕上げている。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像1 
▲冒頭の水中映像。アメリカの川底にはコンクリートの靴を履いた死体がゴロゴロしていたらしい・・・。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像2 
▲自動車の爆破や建物の爆発など、アクションも満載。

物語の大筋は暗黒街を牛耳る2大ギャング組織の抗争劇。
今まで暗黒街を支配していたアンクル・フランク(エドモンド・オブライエン)の縄張りに若手のギャング組織のボスであるビッグ・エディ(ブラッドフォード・ディルマン)が部下と共に介入してくる。2大ギャング組織の終らない抗争は各陣営の組織力を確実に疲弊させていく。ビッグ・エディは早期の決着を望み、隻腕の殺し屋で“爪”と呼ばれる用心棒マーヴィン・ザッカーマン(チャック・コナーズ)を片腕に一気に勝負を付けようと試みる。次々と部下が殺される中、業を煮やしたアンクル・フランクは凄腕の殺し屋ハリー・クラウン(リチャード・ハリス)を呼び寄せる。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像3 
▲凄腕の2挺拳銃の殺し屋ハリー・クラウン(リチャード・ハリス)。

凄腕の殺し屋ハリー・クラウンの相棒はグリップに“菊と薔薇”を彫刻した2挺のブローニング・ハイパワー。何となく撃ち方がヘンテコリン。実は凄い撃ち方なのかも・・・?
銃の撃ち方並にヘンテコリンなのはオーバーサイズ気味のメガネ。パーティーグッズの鼻メガネみたいで笑えるのだが、ハリーのクールさに魅せられるにつれてオシャレなメガネに見えてくる不思議。
演じるリチャード・ハリスについてはハリー・ポッターシリーズでホグワーツ魔法学校校長(1作目と2作目のみ)を演じていた老人のイメージしかなかったのだが、本作での若くてバリバリの肉体派な彼は、その見た目(主に髪型やメガネ)とは違ってなかなかカッコイイ。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像4 
▲ハリーのライバルにマーヴィン・ザッカーマン(チャック・コナーズ)。

失った左腕に様々なアタッチメントを装着する殺し屋マーヴィン・ザッカーマン。実用性重視のマシンピストルから生活性重視のハサミやらコルク抜き・・・、はたまた女の子にプレゼントする花!?まで装着できる魔法の腕の持ち主。
ハリーのライバル的ポジションとして終始卑怯な手を使いながら暗躍するが、最後はあっさりとやられてしまう愛すべき憎まれ役。女性を人質にしたり、いたぶるのが好きな事から多分ドSだと勝手に推測。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像5 
▲愛するバフィ(アン・ターケル)を誘拐されてハリーの怒りが爆発。

殺し屋ハリー/華麗なる挑戦:画像6 
▲敵のアジトに正面から乗り込むハリー一団。

物語の後半ではやや真面目な物語展開に・・・。
誘拐された恋人のバフィを救出すべく、ビッグ・エディのアジトがあるクリーニング工場!?に堂々と銃を片手に殴り込みをかけるハリー。工場内で銃撃戦が始まるも、工場の機械音でまったく気が付かなく仕事を続ける作業者たちなど、狙いなのか真面目なのか分からない微妙なコメディを挿入しつつ物語はラストへ・・・。
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ザ・フォッグ(THE FOG)

ザ・フォッグ
THE FOG

1980年
アメリカ映画
90分

〔監督・脚本・音楽〕ジョン・カーペンター
〔製作〕デブラ・ヒル〔脚本〕チャールズ・B・ブロック/デブラ・ヒル〔撮影〕ディーン・カンディ〔特殊メイク〕ロブ・ボッティン
〔出演〕エイドリアン・バーボー/ジェイミー・リー・カーティス/ジャネット・リー/ハル・ホルブルック/トム・アトキンス/ジョン・ハウスマン/ジェームズ・カニング/チャールズ・サイファーズ/ナンシー・キーズ/タイ・ミッチェル/ダーウィン・ジョストン
ザ・フォッグ:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 海岸に面した港町アントニオ・ベイの誕生百年祭の前夜。キャンプファイアーを囲む少年たちが老漁師から「“エリザベス・デイン号”の乗客員が、再び霧のたちこめる時に帰ってくる」という古い伝説を夢中になって聞き入っていた。午前零時、アントニオ・ベイ施設放送局KABのスティービーが町の誕生を告げた・・・それと同時に町では不気味な霧が町を漂い、次々と人々が惨殺されていく。町中はパニックに陥り、次第に町の誕生にまつわる秘密が明かされていく・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★

なぜ6人じゃない? なぜ私を・・・?
[マローン神父の台詞より]

鬼才ジョン・カーペンターがハロウィン(1978)、ザ・シンガー(1979)に続いて手掛けた幽霊による恐怖を描いたゴーストホラー。
ハロウィンの完成度の高さには遠く及ばないものの、映像・音楽・演出などのバランスが良い良質なホラー映画。直接的な残酷描写を省き、演出で恐怖を与えることに定評のあるジョン・カーペンターだが、この映画においてもその魅力は存分に発揮されており、残酷描写だけで魅せる現代の薄っぺらいホラー映画を超えるほどの恐怖を体験させてくれる。
何より特出すべきは音楽。作曲は監督であるジョン・カーペンター自身なのだが、これがまた映画に絶妙にマッチしていて恐怖をより一層深める。もちろん監督自身、多くの映画(自分の)音楽を作曲しているのだが、そのいずれも素晴らしい出来でハズレは殆ど無い。
又、舞台となる架空の港町アントニオ・ベイの景色も素晴らしい。撮影は北カリフォルニアの海岸地方で行われたとの事。映画の中に映し出された海岸の美しい景色や主人公スティービー・ウェイン(エイドリアン・バーボー)がディスクジョッキーを勤める放送局が灯台の中にあるなど舞台の情景も映画の出来に一役買っているのは言うまでもない。


物語の舞台アントニオ・ベイは誕生100周年を迎える港町。誕生100周年の前夜、町の子供たちは漁師が語る恐ろしい伝説に聞き入っていた。それは、100年前に難破して死んだとされる“エリザベス・デイン号”の乗組員が再び霧のたちこめる時に復讐のために戻ってくるという伝説だった。
なぜ彼らは復讐の為に戻ってくるのか?この伝説には裏の歴史があった・・・。100年前、“エリザベス・デイン号”の船長ブレイクたちを罠にかけて難破させ、彼らの所有する黄金や財産を横領した人間がいたのである。その人間たちはブレイクの富を基に町を創立した。すなわち現在のアントニオ・ベイの町民たちは、殺人者の末裔だったのである。

ザ・フォッグ:画像1 
▲主人公スティービー・ウェイン(エイドリアン・バーボー)。当時は監督の奥さんでした。

施設放送局KABのスティービー・ウェインが町の誕生100周年を告げると同時に町では怪現象が続発。教会のマローン神父(ハル・ホルブルック)の部屋では先代の神父の日記が出現、町のコンビニでは勝手に商品が倒れ、ガソリン・スタンドではオイルが勝手に噴き出す始末・・・。もはや怪現象ではなく、超常現象である。

ザ・フォッグ:画像2 
▲ヒッチハイカーのエリザベス(ジェイミー・リー・カーティス)と町民のニック(トム・アトキンス)。

時を同じくしてヒッチハイカーのエリザベスを乗せた町民のニックの車の窓ガラスが突然割れるという現象が起こる。さらに帰航中のトロール船“シー・グラス号”が突如謎の霧に包まれ、3人の漁師が霧の中に潜む何者かに惨殺されてしまう・・・。
夜が明け、平穏を取り戻したアントニオ・ベイ。町の女性議長キャシー(ジャネット・リー)は、夫が乗船していた“シー・グラス号”が戻らないのを心配しながらも、助手のサンディ(ナンシー・キーズ)とともに100年祭式典に出席予定のマローン神父を迎えに教会に向かう。そこで2人は、マローン神父からアントニオ・ベイの裏の歴史について聞かされる・・・。
その夜、式典の最中に再び霧に覆われた町で4人目、5人目の犠牲者が出てしまう。どうやら霧に紛れて現れた船長ブレイクの亡霊たちは100年前の自分たちと同じように6人の犠牲者をこの町で作ろうとしているらしいのだ。

ザ・フォッグ:画像3 
▲まるで生き物の様に町を覆う霧。

マローン神父の話を信じていなかった女性議長キャシーも町を襲う怪現象を前にして、なす術もなく助手のサンディと2人で教会に助けを求める。その後、エリザベスとニック、スティービーの息子も合流。怪現象から逃れる術を探すことに・・・。

ザ・フォッグ:画像4 
▲ついに教会の中に現れる亡霊たち。霧の中に佇む彼らは何となくカッコイイ。

ザ・フォッグ:画像5 
▲亡霊たちの目的は奪われた金だった?

マローン神父は先代の日記が見つかった部屋で金で作られた十字架“アトミック・クロス”を発見。神父は決意して金の十字架と自分を生贄に亡霊に差し出す。すると十字架に亡霊が触れた瞬間、亡霊は炎に包まれ消えてしまい、町を覆う霧も徐々に消えてしまう。町は無事、平穏を取り戻したかに思えた・・・。

ザ・フォッグ:画像6 
▲亡霊の目的がイマイチ分からない。金なのか?6人の命なのか?

教会に戻ったマローン神父は呟く。「なぜ6人じゃない? なぜ私を・・・?」その時、再び教会に霧がたちこめる。神父が振り向く視線の先には・・・。

亡霊の目的は金なのか町民の命なのかとか、あれだけ霧が町を覆ったのに家の中にいれば安全なのかなど、真剣に観れば色々と粗が目立ちますが、単純に観るだけならハロウィンに勝るとも劣らない良質なホラー映画。間違いなくジョン・カーペンターを代表する一作です。

テキサス(TEXAS ACROSS THE RIVER)

テキサス
TEXAS ACROSS THE RIVER

1966年
アメリカ映画
101分

〔監督〕マイケル・ゴードン
〔製作〕ハリー・ケラー〔脚本〕ウェルズ・ルート/ハロルド・グリーン/ベン・スター〔撮影〕ラッセル・メティ〔音楽〕デ・ヴォール
〔出演〕アラン・ドロン/ディーン・マーティン/ローズマリー・フォーサイス/ジョーイ・ビショップ/ティナ・マルカン/ピーター・グレイヴス/マイケル・アンサラ/リンデン・チャイルズ/アンドリュー・プライン
テキサス:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 ルイジアナ娘のフィービー・アンと結婚するため、はるばるアメリカまでやって来た由緒正しきスペイン貴族のドン・アンドレア・バルダザール。ところが挙式寸前、フィービー・アンに横恋慕する騎兵たちがなだれ込み、結婚式を中止せよと迫ってきた。もみ合いになるうち、ヤンシー中尉を事故死させてしまったドン・アンドレアは、命からがらテキサスに逃れるはめに。そしてそこで出会った開拓民のサム・ホリスとともに、コマンチ族を敵にまわしての破天荒な大活躍が始まる!

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★

できれば僕も君に風穴を空けたくない
[ドン・アンドレアの台詞より]

フランス映画界のスター アラン・ドロンとアメリカ映画界のスター ディーン・マーティンのダブル主演のコメディ仕立ての異色の痛快西部劇。
色気のある風貌とシリアスな演技でフランスだけでなく、日本でも絶大な人気を誇ったアラン・ドロンがコメディリリーフ的な存在となって新たな魅力を垣間見せてくれる傑作。
血みどろな描写や残酷な描写は一切ナシ。映画中お亡くなりになるのは物語のキーパーソンである騎兵隊のヤンシー中尉ぐらい・・・(しかも事故死)。親子揃って楽しく観賞できるのもポイント高し!!

テキサス:画像1 
▲主役はアラン・ドロン演じるドン・アンドレア・バルダザール。

アクションに長けたアラン・ドロンが魅せるアクションも満載。序盤の結婚式会場での騎兵隊との剣劇や野牛を相手にした闘牛シーンなど、コメディを交えつつ魅せます。
普段自宅ではDVDを吹き替えでよく観るのだが、やはりアラン・ドロン+野沢那智ボイスは鉄板。魅力120%!!

テキサス:画像2 
▲ダブル主演でディーン・マーティン。

残念ながら自分はディーン・マーティンと言えばキャノンボール(1980)のイメージしかない。
こちらもとぼけた羽佐間道夫の声がよく合う。


物語はスペインの貴族ドン・アンドレアとアメリカ人のフィービー・アンと結婚式から始まる。二人の結婚式を邪魔しにきた騎兵隊の一人、ヤンシー中尉をもみ合いの末に事故死させてしまった事でドン・アンドレアはテキサスへと逃げる逃亡の旅に出ることになってしまう・・・。

テキサス:画像3 
▲①密室での決闘の最中、騎兵隊が押し開けた扉に押されたドン・アンドレア。
テキサス:画像4 
▲②勢いあまってヤンシー中尉を押しこくり・・・。
テキサス:画像5 
▲③押されたヤンシー中尉はそのままベランダからダイブ⇒死亡。

ドリフや吉本新喜劇も真っ青なコント劇。


中盤からはドン・アンドレアを追ってきたフィービー・アン(ローズマリー・フォーサイス)や、コマンチ族から追われてドン・アンドレアに助けられたロネッタ(ティナ・マルカン)も加わりドタバタ劇は勢いを増すばかり・・・。さらにはサム・ホリス(ディーン・マーティン)がフィービー・アンに恋をして、ドン・アンドレアもロネッタにホの字に・・・。まるで高橋 留美子の漫画を観ているような感覚に陥ってしまう。
テキサスに着いた彼らを待ち受けるのはコマンチ族の襲撃&騎兵隊の追手の襲来!!ドンとサムの決闘など怒涛の展開がラストまで繰り広げられる。

テキサス:画像6 
▲サム・ホリスとフィービー・アン。

テキサス:画像7 
▲ ドン・アンドレアとロネッタ。

あまりにもベタな展開で迎えるラスト。予想を裏切る事なくハッピーエンド・・・。終わり良ければすべて良し。そんなコメディ西部劇。
カッコ良く、美しいアラン・ドロンを観たいならオススメ。

ランボー/怒りの脱出(RAMBO: FIRST BLOOD PART II)

ランボー/怒りの脱出
RAMBO: FIRST BLOOD PART II

1985年
アメリカ映画
96分

〔監督〕ジョルジ・パン・コスマトス
〔製作〕バズ・フェイトシャンズ〔製作総指揮〕マリオ・カサール/アンドリュー・ヴァイナ〔原作〕デヴィッド・マレル〔原案〕マーク・ゴールドブラット〔脚本〕ジェームズ・キャメロン/シルヴェスター・スタローン〔撮影〕ジャック・カーディフ〔編集〕マーク・ゴールドブラット〔音楽〕ジェリー・ゴールドスミス
〔出演〕シルヴェスター・スタローン/リチャード・クレンナ/チャールズ・ネイピア/ジュリア・ニクソン/スティーヴン・バーコフ/マーティン・コーヴ/ジョージ・チェン/アンディ・ウッド
ランボー/怒りの脱出:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 前作の事件で服役中だったランボーは、釈放と引き替えに特別任務を与えられる。それはベトナムの奥地に行き、捕虜となっているアメリカ兵の状況を調査して来ることだった。パラシュート降下の際の事故で火器類を全て失ったランボーは、ナイフと弓矢だけを武器に敵地の真ん中に降り立った・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

ランボー・・・、私を、忘れないで・・・
[コー・バオの台詞より]

『ランボー』(1982年)のヒットを受けて製作されたランボーシリーズ第2弾。
自分個人の感想としては、ランボーシリーズ初体験がこの作品だったので思い出深いものもある・・・。しかし前作を観た現在、改めて観直してみると観る者へ向けてのメッセージ性に乏しく、よくあるアメリカご都合主義映画の印象が強い映画。
それでも前作より大幅に増したアクションシーンや爆発シーン、しなやかで美しい筋肉質な身体のシルヴェスター・スタローンは魅力的ではあるし、熱い漢・トラウトマン大佐が観れたり、1作目では描かれなかったランボーとヒロインの淡いロマンスなど、新しいエッセンスが加えられていて普通に楽しめる娯楽作でもある。

余談だが、ランボーとコー・バオの会話の中でExpendable(日本語訳では捨て石)という言葉が・・・。シルヴェスター・スタローンのファンは歓喜すべし!!

ランボー/怒りの脱出:画像1 
▲服役中のランボーを迎えにくるトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)。

服役中のランボーを訪ねたトラウトマン大佐は、釈放と引き換えに特別任務を行うようにランボーを説得する。その任務とは、ベトナムの捕虜収容所に潜入し、アメリカ兵の捕虜の証拠写真を撮影して帰ることであった。

ランボー/怒りの脱出:画像2 
▲今作の憎まれ役はこの人、マードック司令官(チャールズ・ネイピア)。

ベトナム戦争に深いトラウマを持つランボーは任務を承諾。マードック司令官の傲慢な態度に疑惑を持ちながらもタイの米軍基地からベトナムへ向かうことに・・・。
ヘリからのパラシュート降下の初っ端から最新鋭の装備を落とすアクシデントに見舞われるも無事に着地。ナイフや弓矢、己の肉体を武器に潜入を開始する。

ランボー/怒りの脱出:画像3 
▲ヒロインのコー・バオ(ジュリア・ニクソン)。彼女の存在はランボーの癒しとなるが・・・。

ランボーはベトナム現地で情報員コー・バオと落ち合い目的地へ急ぐ。
途中、密輸業者の手を借りつつも収容所に到着。そこで捕虜の惨状を目の当たりにしたランボーは、コー・バオから撮影が任務と制止されるも「クソ食らえだ」と答え、捕虜の救出活動を強引に開始・・・。多分、カメラを落としちゃったからなのかも(嘘)。
1人のアメリカ兵の捕虜の救出に成功、しかし密輸業者の裏切りやベトナム軍による追跡を受けてしまう。何とかそれらを退けて脱出用のヘリとの合流地点に到着するも、命令違反により救出された捕虜を連れている事を知ったマードック司令官の命令によりヘリはランボーを残して帰還してしまう・・・。

ランボー/怒りの脱出:画像4 
▲捕らえられたランボー。ウホッ良い身体。

執拗な拷問にも屈しないランボー・・・。ソ連のポドフスキー中佐(スティーヴン・バーコフ)よりマードックの裏切りを知るも彼の祖国を愛する信念は決して揺らぐことはなかった・・・。
しかし捕虜の命を盾に取られ、渋々タイの米軍基地に無線を入れる事に。そこで基地内のマードック司令官に対して「命をもらいに行くぜ」と宣戦布告。その後、の機転により収容所からの脱出に成功する。

ランボー/怒りの脱出:画像5 
▲ランボーは彼女のペンダントを首に付けて復讐を誓う!!

コー・バオとの脱出の途中、ランボーは彼女の夢であった渡米を2人で誓うのだが、油断した隙に軍の兵士たちによりコー・バオは狙撃されて命を落としてしまう・・・。

ランボー/怒りの脱出:画像6 
▲人間だろうが、車だろうが、爆薬付き弓矢で一撃!!

ランボーの怒りが爆発!!ベトナム湿地の中、グリーン・ベレー仕込みのゲリラ戦術でソ連兵を1人ずつ始末していく・・・。たった1人で軍隊相手に暴れまくるランボーに脱帽。ヘリを自在に乗りこなしたり、捕虜収容所を壊滅させたりと一騎当千。誰も彼を止めることは出来ません。

ランボー/怒りの脱出:画像7 
▲彼の叫びはアメリカ兵すべての叫びに等しい。

捕虜を救出してタイの米軍基地に戻ったランボー。前線の兵士たちの国を愛する気持ちを裏切ったマードックに脅しをかけ・・・、基地から去っていく・・・。
映画のラストでのランボーの台詞、トラウトマン大佐からお前の望みは何だ?との問いに「彼らが望んだことです。彼らはこの土地へ来て、戦いに身を投じながら一つのことを願った。国への想いが報われることです。俺も同じだ。」と答えるランボー。
前作同様のベトナム戦争からの復員兵の傷跡というテーマが感じ取れる貴重な部分です。なまじ物語全体が派手なアクションに包まれてしまった故、感じ取りづらくなってしまったのが残念な部分ですね。

次にランボーは囚われのトラウトマン大佐を救出するためにアフガンで大暴れすることに・・・。





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