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プロテクター(THE PROTECTOR)

プロテクター
THE PROTECTOR

1985年
香港映画
97分

〔監督・脚本〕ジェームズ・グリッケンハウス
〔製作〕レイモンド・チョウ〔撮影〕マーク・アーウィン〔音楽〕ケン・ソーン
〔出演〕ジャッキー・チェン/ダニー・アイエロ/ソーン・エリス/ロイ・チャオ
プロテクター:DVDジャケット
〔あらすじ〕
  相棒の仇を討つべく、壮絶な追撃戦の末に犯人を殺したNY市警の刑事ビリー・ウォン。その過激な振る舞いを罰せられて、犯罪捜査の一線を外された彼は、ファッションショー会場の警備を命じられていた。そんなとき突如現れた武装集団にショーの主催者ローラがさらわれてしまう。黒幕は、香港に拠点を置く犯罪組織のボス、ハロルド・コー。コーのアジトにローラの手がかりを求めるビリーは、刑事ガローニを新たな相棒に加えて一路香港へ。しかしそれに気づいたコーの刺客たちがふたりに獰猛な牙を向ける!!果たして彼らは無事ローラを捜し出し、犯罪組織を壊滅させることができるのか!?

〔感想と雑談〕
個人評価:★★ オススメ度:★★

それは 
銃(ガン)より強いヤツ。

[日本版劇場予告篇より]

今回紹介する映画は、ジャッキー・チェン主演のプロテクターです。

鬼才(ジェームズ・グリッケンハウス)、天才(ジャッキー・チェン)。
いま、ふたりの男が手を握った。
狙いは・・・
前人未到のアクション巨編だ。

なんとも胡散臭いナレーションが流れる日本版劇場予告篇にもある通り、本作はジェームズ・グリッケンハウス監督、ジャッキー・チェン主演のアクション映画です。
本来ならば鬼才と天才の強力タッグによる最高の作品となるハズだったのですが、ふたりの映画に対する意見の違いから、ジャッキーがいくつかシーンを追加撮影したバージョンも作られるなど色々といわくつきとなってしまった不遇の作品。
個人的意見としては、ジャッキー主演作品としては凡作。B級アクション映画として観れば高水準な感じでしょうか。
多分、ジャッキー主演じゃなければC級の出来。万人にはオススメしづらい作品です。

・・・とはいえ、
80年代のジャッキーのアクションは素晴らしいし、他の作品では見られないクールなビリー・ウォン(ジャッキー・チェン)のキャラクターはとてもカッコイイ。アメリカ進出を試みた前作バトルクリーク・ブロー(1980)での失敗を挽回すべく、本気の彼が拝めるのは魅力的ですね。

プロテクター:画像1
▲拳銃を握る姿も実に様になっている。

プロテクター:画像2
▲この時代のジャッキーの動きはキレキレ!!良い身体しています。

七福星(1985)にもあった壁ジャンプ後の回し蹴りには感動(あっちはフォークリフトにジャンプでしたが)。

プロテクター:画像3
▲本人・・・かどうかは分からないですが、バイクアクションも!!

プロテクター:画像4
▲アメリカの俳優との格闘ではスローな感じに・・・。

物語の舞台の大半は香港のため、多くのアクションシーンでは香港側のやられ役俳優が出演していて、いつものノリで観られるのだが、アメリカ側の俳優とのアクションではジャッキーの動きに合わせられずに途端にテンポが悪くなる・・・。
緊迫感が感じられないこのような状況をバトルクリーク・ブロー現象という(嘘)。

プロテクター:画像5
▲監督が監督だけにバイオレンスも満載。

プロテクター:画像6
▲敵のアジトでは何故か全裸で女性が働いているぞ!!・・・ジャッキー版ではまるまるカットだけど。

ジャッキーは、ハードボイルドな刑事モノを目指したジェームズ・グリッケンハウスとアクションシーンや演出で意見が合わず、実費を自ら出してまで追加シーンの撮影や編集などを行ったらしく、本作はジェームズ・グリッケンハウス版とジャッキー・チェン版が存在する珍しい事態になってしまう。
アメリカ映画的なノリで物語のスジは通っているが、監督の力量不足が露呈して面白さに欠けるジェームズ・グリッケンハウス版と、新たな登場人物の追加やテンポが良くなったアクションシーンは好印象も、ややツキハギ感を感じるジャッキー・チェン版。どちらも微妙なのは確か。

最後に、日本版劇場予告篇にはこんな一節も・・・

最強の2人が激突する

・・・うん、本当に2人は意見が激突したわけですね!!
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