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龍拳(DRAGON FIST)

龍拳
DRAGON FIST

1978年
香港映画
96分

〔監督・製作総指揮〕ロー・ウェイ
〔製作〕スー・リーホワ〔脚本〕ウォン・チュン・ピン〔撮影〕チェン・ユン・シュー〔音楽〕フランキー・チェン
〔出演〕ジャッキー・チェン/ノラ・ミヤオ/ジェームズ・ティエン/リン・インジュ/カオ・チャン
龍拳:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 道場主が武術大会に優勝し、歓びの絶頂にある唐山道場。そこへ、道場主の優勝を認めないという三段蹴りの達人が現れ、圧倒的な実力差で道場主を殺し道場の看板を叩き壊して去っていく。3年後、師匠の無念を晴らすべく修行を積んだ道場主の弟子ホーエンは、師匠の妻と娘を連れて、三段蹴りの達人の道場を目指し旅に出る。ところが、3年前の妻の自殺をきっかけに改心した三段蹴りの達人は自らの左足を切り落とし、ホーエンらに詫びを入れる。怒りの矛先を失ったホーエンは、謎の奇病に倒れた師匠夫人の薬を手に入れるため、三段蹴りの達人と対立する地元のボスの用心棒として働くことになるが・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★★★★

2009年の新宿インシデントで自身のコメディ要素を排し、シリアスな演技で新たな魅力を見せてくれたジャッキー・チェン。その新宿インシデントから31年も昔、シリアスな演技で勝負した伝説の映画があったのをご存じだろうか。

その映画こそ、本作『龍拳』である。
ストーリーこそはカンフー映画の定番中の定番。武術家を襲う悲劇と復讐、悪党の陰謀に、救いの無い結末。しかしながら、同時期に製作された他の映画と比較すると、まとまりが良く筋の通った物語に仕上げられている。又、先にも触れた通り、ジャッキー・チェンによるコメディ要素を排したシリアスな演技も魅力の一つである。

龍拳:画像1 
▲三段蹴りの達人チュンによって道場主サンタイは殺されてしまう。

龍拳:画像2 
▲師匠の無念を晴らすべく修行を積んだ道場主の弟子ホーエン(ジャッキー・チェン)。
他の主演作品のように修行により強くなるのではなく、既に持つ高い能力でチンピラを倒すホーエン。ドタバタと身近にあるもので戦わず、軽やかに優雅に戦う・・・。素敵です!!

龍拳:画像3 
▲悪辣非道な行いを繰り返し、チュンと対立する地元のボス、ウェイ(カオ・チャン)。

ホーエンの師匠であるサンタイを殺した三段蹴りの達人チュンは妻の自殺をきっかけに改心して、自らの足を切り落としてしまっていた・・・。元々、サンタイを殺した理由は自殺した妻が昔、サンタイと恋仲だったからというお粗末なモノであったのは内緒である・・・。
怒りの行き場を失ってしまったホーエンは、謎の病に蝕まれたサンタイの妻の薬を得るためにウェイの用心棒となる。

龍拳:画像4 
▲薬を得るためとはいえ、用心棒として悪事に参加するホーエン。
ホーエンは自分の行いに悩み続ける・・・。純朴で善良な人物ゆえの彼の心の葛藤が、この映画の最大の見所である。

龍拳:画像5 
▲卑劣な罠に気付いたホーエン。彼の怒りの拳がウェイに炸裂する!!

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ウェイの部下の坊主男のボコられっぷりと、ウェイに炸裂するラストの龍拳に注目!!
配給元の東映が、日本オリジナルの主題歌「Dragon Fist」をオープニングテーマやクライマックスの戦いのBGMに使用。これがまた良い曲!!

パラマウント・ジャパンから8月10日に販売予定の【Blu-ray】龍拳には主題歌挿入のTV版日本語吹き替え搭載。石丸=ジャッキーを堪能したいなら是非。

ローズマリー(THE PROWLER)

危険 ローズマリー
THE PROWLER

1981年
アメリカ映画
88分

〔監督・製作〕ジョセフ・ジトー
〔製作〕デヴィッド・ストレイト〔脚本〕グレン・レオポルド/ニール・バーバラ〔撮影〕ラウル・ロマス/ ホアオ・フェルナンデス〔特殊メイク〕トム・サヴィーニ〔音楽〕リチャード・エインホーン
〔出演〕ヴィッキー・ドーソン/クリストファー・ゴートマン/ファーリー・グレンジャー/ローレンス・ティアニー/シンディ・ワイントローブ/リサ・ダンシーズ
ローズマリー:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 アバロン・ベイの住人たちの記憶に残る忌まわしい殺人事件。かつて町の女学院で行われた卒業ダンスパーティで女学生ローズマリーとそのボーイフレンドが何者かに惨殺されたのだ。犯人は不明のまま35年が過ぎ、久しぶりに再開された卒業パーティに、軍服に身を固めた殺人鬼が忍び寄る・・・。

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★★ オススメ度:★★

80年代を代表するスラッシャー映画の傑作。軍服姿の殺人鬼が女学生たちを殺しまくり!

色々と怪しい行動をとる登場人物も出てきて、一応、ストーリーの根底には犯人捜しがあるのだが、いざ犯人の正体が分かったとき、犯人の印象が薄いこともあり、驚きがあんまりないのが致命的。正直、あんた誰?と言いたくなる。

色々な布石を撒きすぎて、回収できていないのも問題である。
35年前の事件との関係は?動機は?ミイラの謎は?そんな感じ・・・。

犯人死亡、動機不明のまま、ラストに向かって一直線。
最後のパム(ヴィッキー・ドーソン)が寮に戻って見るショックシーン?幻覚?はオマケのつもりだろうが、蛇足に感じてならない。

やはり、この映画の醍醐味はトム・サヴィーニによる特殊メイクに尽きる。
各ショックシーンは、非常によくできていて芸術の域。殺しの場面だけで映画の魅力80%くらい凝縮されている。監督もそれがウリだと理解しているのか、ショックシーンは非常に丁寧な演出だ。

ローズマリー:画像1
▲脳天からナイフが突き刺さる。刺さった瞬間に白目になる演出が怖い。

ローズマリー:画像2 
裸の姉ちゃんに突き刺さる農業用フォーク。
どういう仕組みになっているのだろうか?とか考えながら観るのも良いと思う。

ローズマリー:画像3
▲本作の数あるショックシーンの中でも、特に白眉な出来だと思うのはこのシーン。
襲われる女優さんの演技力+トム・サヴィーニの特殊メイクでインパクト大!

ローズマリー:画像4
▲首に食い込むナイフからしてどうなっているのか分からん。けど、本当にリアル。
この後、女優さんがプールに沈むシーンがあるのだが、ちゃんと首から血糊と気泡が出る演出もある。

SPOから販売されているDVDには、特典映像で『特殊メイクの舞台裏』が入っている。
ホラー映画に興味がある人、トム・サヴィーニに憧れる人は要チェックですぜ!

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(ONCE UPON A TIME IN MEXICO)

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
ONCE UPON A TIME IN MEXICO

2003年
メキシコ/アメリカ映画
102分

〔監督・製作・脚本・撮影・音楽〕ロバート・ロドリゲス
〔製作〕カルロス・ガラルド/エリザベス・アヴェラン
〔出演〕アントニオ・バンデラス/サルマ・ハエック/ジョニー・デップ/ミッキー・ローク/エヴァ・メンデス/ダニー・トレホ/ウィレム・デフォー
レジェンド・オブ・メキシコ:DVDジャケット
〔あらすじ〕
 「たった一人で、2つの町を始末した男がいる」。情報屋ベリーニは酒場で男の伝説を語っていた。語る相手は、CIA捜査官サンズ。彼は腕利きの殺し屋を探していた。そしてベリーニが引き合わせたガンマンこそが伝説の男“エル・マリアッチ”だ。クーデター計画の裏でそれぞれの思惑が複雑にからみあう。そして11月2日“死者の日”。メキシコが揺るがす激戦が、火蓋を切る!

〔感想と雑談〕
個人評価:★★★ オススメ度:★★★

ロバート・ロドリゲスが監督したエル・マリアッチ(EL MARIACHI)から始まる“エル・マリアッチ”シリーズの第3弾。
アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエックら前作からの続投組に加え、ジョニー・デップら豪華なゲスト陣が新たに加わり、壮絶なアクションが展開した割にはパッとしない印象の作品。

個々のキャラクターの造形は面白いし、各キャラの思惑が絡まるストーリーも複雑だが良いと思う。
だけど、何か足りないと感じるもどかしさ。

前作、前々作にはあった少ない製作費の中で面白い作品を作ろうという意識が薄いのか。
増えた(と思われる)製作費を最大限利用した爆発や銃撃戦など、表面的娯楽を追及している印象。脱B級映画を目指しましたって感じ。B級映画を撮ってこそ輝く監督なのに・・・。

しかしながら、そこはロバート・ロドリゲス。所々に仕掛けられたB級魂も感じられる。
エル・マリアッチの放つ銃弾にオーバーに吹き飛ぶ敵たち。前作でも同じみのギター兵器。ジョニー・デップ演じるCIA捜査官サンズのハチャメチャぶり。面白いと感じられるポイントも多々あり。
アクションシーンの撮り方、見せ方にこだわった場面作りなど、一癖あるが、やっぱり大好きな監督の一人である。

ロバート・ロドリゲスは今後もB級映画道を極めていってほしい。

唯一残念だったのが、サルマ・ハエックの出番の少なさ。デスペラード(DESPERADO)やフロム・ダスク・ティル・ドーン(FROM DUSK TILL DAWN)からサルマ・ハエックの色香に魅了されていた自分としてはショックだった・・・。死に役だし。

レジェンド・オブ・メキシコ:画像1
▲ラテンの色香感じるアントニオ・バンデラス。この役が一番好き。

レジェンド・オブ・メキシコ:画像2
▲今作のビックリドッキリメカ。ギターケース型火炎放射器。
本作ではギターケース型ラジコン爆弾もあるが、前作のギターケース型ロケットランチャーやマシンガンのインパクトには勝てなかった。

レジェンド・オブ・メキシコ:画像3
▲みんな大好きジョニー・デップ演じるCIA捜査官サンズ。
付け髭付けたり、変装したり、バリーリョ(ウィレム・デフォー)に捕まって目玉を繰り抜かれたり、こういった変な役(褒め言葉)やらせたら天下一品。

レジェンド・オブ・メキシコ:画像4
▲目が見えないのに足音で気配を感じて敵を撃つ。
たかがメインカメラをやられただけだのアムロ・レイ、目が見えないからこそ双子座の迷宮を抜けれた紫龍に通ずる。
実に漫画的発想。そんなセンスもロバート・ロドリゲスの魅力の一つである。





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